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死が怖いのは幸せ!?「生まれてきて良かった」なんて思えなかった

毒家族育ちの私は、
子供の頃、たくさん傷付けられ、
当たり前に
【生まれてきて良かった。】
という感情がなく、
小学生になった頃から、
【産まれたくなかった。】
【この世から消えたい。】
と、当たり前に毎日思っていました。

母親からも
「お前なんか産まなきゃ良かった。」
と、何度も言われ、
【死ぬことは、痛そうで怖いけど、
でもこの世からいなくなってしまいたい。
その方が私も周りも幸せなんだ。】
という考えが、私の中では普通で、
毒家族から、脱出した今の私には、
そんな考えは異常だったのだと、
つい最近気づきました。

今では、子供二人と旦那と、
幸せに暮らしていますが、
年頃な子供達から、
「死んだ後ってどうなるんだろう?」
と何度か、聞かれることがあり、
そこで初めて、死後の世界を
想像するとこんなにも不安になる
自分がいる。と、徐々に
気付き始めました。

・家族と離れたくない。
・今あるこの幸せな状態の
記憶が消えてしまったら怖い
・そもそも死後ってどこにいくの?

こんなにも、「死」に対して、不安になる私は、
なんで子供の頃に何も疑問に思わずに、
考えずにいたのだろう??

なんでひたすら、
死後はどうなってしまうのかなんて
考えずに、消えたがっていたのだろう?

結構な心配性な私が、
何も考えずに、ただひたすらに
【消えたい。】
なんて、それも子供ながらに考えていたのは
どれほどの異常事態だったのか、
つい最近気付きました。

いつから、
【まだまだ人生楽しみたい!】
【家族や友達と過ごしたい!】

と、考えられるようになっていたのだろう?

毒親、毒家族から与えられていた
人生への絶望は、
いつの間にか、薄れて、周りから
たくさんの幸せをもらえていたみたいです。

今では、
【産まれてきて、家族や
友達に会えて良かった。】
と思えます。

死ぬ(消える)のが怖いなんて
普通に思ってしまえる今の私は、
幸せな証なんだなと子供達に
気付かされました。

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