見出し画像

祖父の死直後の祖母の言葉「孫に全部やらせろ」

今回は、ここ最近で一番どんびきした
毒祖母のエピソード。

毒家族まみれの中、唯一の
救い主、純粋に私を可愛がってくれた
おじいちゃん。
去年の年末、亡くなってしまいました。

祖父は、私がまだ幼い頃に、
脳内出血で片半身付随になり、
毒祖母は傷害を背負う祖父の面倒を
見切れず別れを告げました。
祖母は祖父の入院中に、
祖父の貯金をパチンコに使い込み、
新しい彼氏を見つけて、
心底救いようのない人間でした。

そんな中、おじいちゃんは
利き手側の右半身が動かない中、
頑張って一人で暮らし、
別れた後も私達孫や
祖父の娘である私の母親にも
定期的に会いに来てくれて
愛情を注いでくれていました。
優しすぎる祖父は、
あんなにひどい仕打ちをしてきた
祖母にも、家電をいくつも
買ってあげたり、お寿司などを
ごちそうしてあげたりしていて
本当に心が優しい人でした。

そんな祖父が亡くなった時期が
なんともタイミングが悪く、
私達家族の海外移住が決まり、
引っ越し間近のときでした。

一時は海外移住の手続き、準備に
加え、おじいちゃんの体調が悪くなり
私も今後の不安、祖父を最後まで
見届けたいという気持ちで
何度も泣きました。
旦那の仕事上、日にちをずらすのは
難しく、海外移住後、一度私だけ
祖父の面倒を見に日本に戻ろうかとも
考えていました。

追い討ちをかけるように、祖父の
体調が悪化していき、
引っ越し準備の合間を縫って
介護の手伝い、訪問のお医者さんや
ヘルパーさんの手配、
急な体調の悪化に夜中にかけつけたり、
心身共に私もくたくたで、
悲しくて仕方ありませんでした。

私達の海外移住後、祖父が
心配でたまらない、、
そんな不安に応えるように、
海外移住決行日の1週間前に
天国に行ってしまいました。

悲しくて仕方ないのに、
悲しむ間も無く、引っ越し準備、
そして、役所や病院、
ヘルパーさんなどから次々と
今後の祖父についてどうするのか?
と連絡が来て、頭がパンクしそうでした。

祖父の死後すぐに役所の人が、
「Mさん(私)が祖父の手続きを
進めるより、娘である私の母親や
祖母が手続きを進めた方が色々と
スムーズですよ。」と言って来たので
「母親は障害で動けないので
祖母に連絡して、
その旨を伝えてもらえませんか?」
とお願いしました。
今まで祖父に酷いことをして来たのに
無償で祖母に良くしてきた祖父。
いくら毒祖母でも少しの書類に
記載する位もしかしたらやってくれるかな?
そう、ほんの少しだけ期待していました。

すぐに折り返しの電話が来て
「おばあさまに相談したところ、
私には無理。孫達に全てやらせろ。
とのことでした。」

救いようのない毒祖母。
私達孫にも数々の虐待をしてきた
毒祖母。
あんなに良くしてくれた
おじいちゃんのために少し位
書類に名前を書く位してあげても
よくない?
私は心底幻滅しました。

そして、妹の協力もあり、
なんとか祖父の死後の手続き、火葬を
全て終えた後、私の携帯に着信音が
響きました。祖母からでした。
きっと「大変だったねー」とか
軽く言ってこようとしたのでしょうが、
祖母からそんな心無い言葉1秒たりとも
聞きたくない。
電話に出ませんでした。
今後きっと一度も祖母からの
着信に私が出ることはないでしょう。

合わせてこちらの毒祖母体験談もぜひ
読んでください。

Twitterも更新中です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?