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20230117 入院3日目

6時半にナースによるおちりのガーゼの交換、検温、血圧、傷も問題なしで歩行許可を頂く。少しフロアを散歩。控室の自販機の朝ワンダを飲む。

8時朝食。おかゆと西京焼き。味が薄い。これじゃまるで病人の食事だ。
今日こそは、ふりかけを買おう。
偉そうな口調の若い医師の朝の検診のあと、歯を磨きシャワーの予約をして院内のビニコンへ、菓子パンとチョコとチップスターとポテコと、お茶と、ふりかけを買う。電話をしにいく設定で下界へ降りてドサクサに「空気」を吸う。空気を吸うのにもこつがいる。幸せだが気まずい。

昼飯はうどんにツナサラダ、ポトフのような煮物、ボリューム満点で、満足。
向かいのフガフガジジイが痰を吐く前に叫ぶ「あ!」「ホワー!」がなかなか強烈でビビる。16時は予約シャワー。傷口が気になる。少しでも脚を上げるとピキってなるので恐る恐る擦ってだましだましに洗ってみたいな。さっぱりした後は爽やかにチップスターを食いながらダン・ブラウン、ニコゲ。

18時お楽しみの晩飯はお粥と煮付け、魚バター風味、バナナ。早速粥におとなのふりかけをかける。2袋。歯磨きはわりと食後すぐに。わいの歯磨きに合わせて歯磨きをしに来るジジイがいる。わざわざわいにタイミングを合わせているのか。寝るまで、再びSEALDsチームメキシコ編。内容が浅いが途中まで観てしまったので我慢して見る。若い青年看護師が夜の担当。淡々と業務をこなす。オナラのことは「ガス」と呼んでる。

待合室で勉強をしている青年患者がいた。若者には未来があるから、入院している場合じゃないよね。夜の待合室は面会もいないので自由に使われている。夜景も見れる。自分は自分のベッドから見放題だから、待合室に長居する必要がない。クリームソーダを買ってそそくさと出る。

夜のおやつのポテコを食いながらダン・ブラウンを読み、妄想し、秘密の検索。クリームソーダも飲む。見たい映画も読みたかった本も思ったよりも進んでない。多分ほとんどの時間を秘密の検索に費やしている。本はなくても良かったかもしれない。映画は見たいが、いざとなると短いシリーズものばかりになってしまう。長時間の映画はきついが、2、3本は退院までに消化したい。なかなかこんな時間取れないんだから。

うっかり消灯を忘れて、消しなさいとクレームが来る。いい顔をしている某配信に癒されたかったが、眠いので21時に就寝。隣の老害ジジイのイビキ、ふがふがの「あ!」が相変わらずうるさい。

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