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そうだ、デスクDIYしよう。

こんにちは、しゃけです。
僕が神奈川県に引っ越して1ヶ月弱くらい経ちました。そろそろ慣れてきた頃です。

新生活なんて無いものだらけのところから始まっていくものですが、そのひとつがデスクですよ。
今はニトリの小さな折りたたみデスクを使っているのですが、なにしろ勉強も作業も食事も兼用の状態。スペースも狭いし、ずっとこれでいくわけにもいかない。

将来的にはデスクトップPCやモニターも置きたいし、良い感じの贅沢なデスクはないかしら。

そう思って探しても、どうやっても5〜6万は軽く超えるんですよね、既製品は。

そう、既製品は。

そうだ、デスクDIYしよう。

1. 天板と脚を用意する

どんなデスクもこの2つがなければ始まりません。

天板部分についてはこちらの記事を参考にしました。


天板はホームセンターで国産杉無垢ボード(1820×910×24・およそ5,000円)を購入。畳よりも大きくて、しかも国産なのでけっこう高いんじゃないかと思ってましたが、ホムセンの木材って意外と手頃な価格なんですね。

これを加工サービスで1500×700にカットしてもらいます。

無垢材の素朴な質感が良い。

次に脚です。
脚に関してはこちらの記事を参考にして、同じものを購入しました。

KANADEMONOさんのアイアン脚『THE LEGS / スクエア × Black Steel / 2脚セット』。こちらは19,800円とやや値が張ります。

実際、Amazonには6,000円とかで似たようなものが売ってあるんですが、レビューによると塗装の質がイマイチらしいんですよね。せっかく天板が安く済んだので、今回は脚のほうにお金をかけることにしよう、と思った次第です。

マットブラックの塗装がカッコいい。しっかり重量もあって安心です。

2. 天板にマーキングする

脚の固定位置を天板にマーキングします。
もちろんマーキングは裏面に行います。

十字部分に脚の端部を合わせます。
脚を置いてみる。
固定位置のイメージはこんな感じ。
できるだけ穴の縁に沿わせて印をつけます。
あとで印の中心に穴をあけます。

3. 天板に木ネジ用の下穴をあける

ここからは電動ドリルの出番です。
木ネジをそのまま打ち込むと天板が割れるかもしれないので、先ほどの印の中心に下穴をあけます。

3.0mmの下穴用ドリル刃を使います。
ドリルが天板を貫通しないように注意しなければなりません。

貫通を防ぐため、テープで印をつけます。
貫通しないよう慎重に。穴あけは合計16か所です。

木クズは掃除機で吸ってしまいしょう。

4. 紙やすりで表面処理

後でオイル塗装をするのですが、そのままではオイルの乗りが良くないので、紙やすりで表面を磨きます。

まずは320番で毛羽立ちをとり、角とフチを丸めます。

端材などに巻きつけると磨きやすいです。

出た粉を掃除機で吸ったら、次は400番で仕上げ磨きをします。

磨き終えたら粉を掃除機で吸い取ります。

どうですか?
目で見てもわかるくらい艶が出ましたよね。

5. オイル塗装(1回目)

いよいよ塗装を行います。
塗装の前に、表面の汚れや塵をしっかり取り除いておきましょう。
また、塗装中および乾燥中には十分な換気をおこなってください。

今回使うのはワトコオイルのナチュラル。Amazonベストセラー1位の肩書きをもつ、オイルフィニッシュの代表格です。

DIYer御用達のワトコオイルですが、私は初めて。

これを天板に塗っていきます。
缶に刷毛を直接入れることはできないので、紙コップに注いで使います。
あとで拭き取るので、今はたっぷり塗っても大丈夫。

おお、印象が一気に変わる!

ちなみに使っている刷毛はスポンジ刷毛という道具で、毛抜けがないのがメリットです。

一気に高級感が出てきた。これが5000円+αですよ?

オモテ面の全体に塗り終わりました。
ここで20分ほど待ちます。

20分の間に余分なオイルが浮いてくるので、古布で拭き取ります。
ちなみに僕は新生活が始まったばかりで古布など持っておらず、キッチンペーパーで拭くことにしました。

拭き終わったら、1時間乾燥させます。

6. オイル塗装(2回目)

1時間経過したら、2度塗りを行います。
2回目では、塗った後すぐに耐水ペーパー240番で表面を磨きます。

また20分経ったら、布等で浮いたオイルを拭き取ります。

ここまでできたら、丸1日乾燥です。

ところで、天板の裏面(下面)は見えないので塗装しなくてもいいように思えますが、僕は塗ることにしました。
これは単なるこだわりではなく、オモテとウラで処理を異にすると天板が反ってしまうのではないかと考えたからです。

したがって、丸1日乾燥させた後、手順5と6を裏面にも施し、さらに丸1日乾燥させることになります。

裏面も同じ要領で塗装します。

両面に2度塗りすると、ちょうど200mLの缶が空になりました。
塗りたての段階では独特の強い臭いがありますが、丸1日の乾燥を経ると弱まります。ただ、完全に消えるまでは1週間ほどかかりました。

丸1日×2の乾燥が完了。初DIYでもここまでのテイストが出せることに感動。

7. デスクに合わせるチェアを選ぶ

このデスクに合わせるチェアをご紹介。

IKEAの回転チェア「SKRUVSTA」です。
この商品を取り入れたインテリアコーディネートをPinterestで見て以来、新しいチェアを買うならコレだと決めていました。

うんうん、天板ともマッチしそう。

ラウンドなフォルムと、テカりの無い質感が良いですね。
キャスターは外すこともできます。

8. 木ネジを留める

デスクの作業に戻ります。
脚を所定の位置に置きます。1人で作業する場合、ずれないようにマスキングテープを貼るといいと思います。

木ネジにスプリングワッシャとワッシャを通し、打ち込んでいきます。

まずは手動のドライバーで、3分の1くらいまでねじ込みます。垂直に気をつけてください。

まだ完全には固定されていないので、若干の位置調整は効く状態です。

すべてのネジを手締めできたら、電動ドライバーで最後まで打ち込みます。

手締めの段階でガイドができているので、臆せず打ち込みましょう。

すべてのネジを最後まで打ち込んだら、デスクを起こして完成です。

DIYデスク、完成!

ふぉおおおおおおおおお良すぎる!
木とアイアンって合うなぁ!
天板と脚の接合部もカッコいい...
IKEAのチェアもベストマッチ。
さっそく小物類を置いてみる。
部屋のここだけデザイナーズカフェになった感じ。

いや 最高やん...

初DIYの割に大掛かりなものを作ってしまったのでどうなることかと思いましたが、めっちゃ良い出来じゃないですか。

杉無垢材の天板は木目がおしゃれだし、ワトコオイルが味のある色出してますね〜
アイアン脚も多少高かったけど見合う価値あり。塗装も丁寧で、テカりのないマットブラックの質感がいっそう引き立っています。
サイズも想像通りで理想的なスペースが確保できています。

しかもこのクオリティの天然木デスクが2万5000円で作れるなんて...

初回の割に上手くいきすぎて怖い。これだと調子乗っちゃうよ...w

今回作ったデスクをベースに、賃貸のお部屋をおしゃれに(もちろん原状回復可能範囲で)リノベーションしていきたいと思います。
すでにアイデアはかなり溜まっているので、なかなかウズウズしていますw

しゃけのDIYシリーズ、これからもお楽しみに。そして、皆さんもDIYでおしゃれデスク作ってみませんか?

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