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ドラマのレビュー_087_サンクチュアリ-聖域-

最後は立ち直って部屋を再生してライバルたちを倒していくっていう話になるのはそりゃそうだよって予想はついていたので、ストーリー的な楽しみよりも演出や予定調和的なわくわく感がとても良かった。母親の恋人が黒人だったりちょっとウザめな笑いどころも、別に笑えないなりに良いアクセントになってたと思う。ただ個人的には各界の悪とか噂ネタの揶揄よりも、龍貴(佳久創)・花(小雪)やもっと人間の色んなドラマが見えそうだったのにイマイチなかったのが残念だった。それでも静内(住洋樹) は悲しくてとても良くて、普通に猿桜(一ノ瀬ワタル)と比べてドラマ性で勝ってた。最初静内が土俵に出てきたとき、笑って出てきて恐怖感めちゃ煽った後に、母親との約束でつらいときは笑えってそりゃずるいよね。ずっと相撲がつらかったのかなって。何回もみた鉄板設定だけど刺さらない訳ない。面白かった。

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