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ドラマのレビュー_105_1122(いいふうふ)

1話にあった「わたしとおとやんの信頼や敬意は一時の性欲の盛り上がりよりも大切だって思ってた」はゲロ吐くほど気持ちが悪いセリフだなあ。まさに自分本位で他人に興味がなく、私の視点が世界の視点と言っていいような、そんなクソうんち以下のバカ女意見。で、彼女がどう変化(ここで問われる変化は環境や世界ではなく彼女自身の内面変化)するのかなってなった時にそこへはあまり成長がないように感じた。感情の起伏があまり描かれてないからかな? ただそれは最終話でも触れられていたけど彼女が自分自身の輪郭を再認識する話ってことで別に否定的なことではないし、要するにこれカメラは彼/彼女らの成長物語ではなく観察日記というわけだ。それで評価が低いかっていうとそんなことはなく、女性の空想純度100%で出来たノンフィクション映像はしっかりと空気感が伝わるし、登場人物の行動にいちいち見ていてイライラして感情を乱される感じは作品の持ち味だし良く出来ていると思う。最終話での「「リビングの扉が固くなる!」」は作品のノリのキモさが凝縮されてる。キッッッモ! 思い出してもキモすぎるけど、決して悪い作品ではない。

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