見出し画像

どうして太巻きの両端の飛び出たところが好きかって?

図書館で借りた本を読んでいたら
その本の中に「次にこれが読みたい」と思わせる本が出てきて

読みかけの本をちょっと横に置いてスマホをとり
図書館のサイトからその「次に読みたくなった本」を検索、予約するのが続いている。

岸田奈美さんの本から幡野広志さんの本を予約し
村上ラヂオから自殺全書を予約し(しかも図説らしい。ちょっと怖い)

図書館に行かずとも検索して予約(市内の別図書館から取り寄せまで)できるなんてなんて便利なのでしょう。最高。

そしていま、上記にもある
村上春樹さんの村上ラヂオを読んでいるのだけど
その中で
「ところで、だいたいにおいて女の人は、太巻きの両端の飛び出たところが大好きみたいだけど、どうしてだろう?」って書いてあった。

カットされてる前提よ。
カットしたものを数人で分けるっていう場面ね。
トップ絵みたいな節分の恵方巻タイプを独り占めじゃないのよ。


私はね、具材と米の比率として、そこだけ具材比率がとても大きくなるから。と思っている。
「具がいっぱい食べられる場所」ってかんじかな。
なんなら太巻き2カット分の具に、1カット分弱の米、ってときもあるじゃない?

お得な感じもするし
特別な感じもするよね。

ほかの、キンタロカットのところ(つまり真ん中)が美味しいように計算されて作られた太巻きかもしれないけど
たとえば6カットする場合、
両端の2カットと、真ん中の4カットで考えると
希少価値はやはり両端のところだよ。

すくないものには価値がある。
価値があるものは手に入れろ!
「好きな骨董より高値で転売できる価値のある骨董をもっているやつがすごい」って感覚の日本人多いじゃんね。

だから
「美味しい<希少価値」で選んでいるのかもしれない。
いや、端っこも美味しいんだけど。ふとまき。
でも最近の太巻きは、あんまり端から具材でないよね。
だって、はみだしまくった太巻きって
パッケージしにくいんだもの。
販売が、しにくい。ちょうどいい入れ物が、無いのよ。

「端っこが飛び出していない太巻き」ってなってくると
話はまた変わるのよね。
そしたらさ、
「全カットの具材と米の比率が同じ=両端の希少価値なし」ってなるとね
今度は
「カット部分の悪いところ」が見えてくる。

端っこって、乾燥するじゃん。
作りたてをそのまま食べるならいいかもしれないけど
お弁当とか
お持ち帰りしてどこか持っていくとかするときは
もう遠慮なく真ん中のカット部分を狙うよね。
潤ってそうだもの。おいしさキープされていそうだもの。
きけんな乾燥や虫(居ない前提だけど)から守られてそうじゃない?

だから
「両端がはみでたタイプの太巻き」は端が食べたいし
「両端がはみ出ないタイプの太巻き」は真ん中がたべたい。

あー--。
太巻きとセットの、カニカマのレタス巻きが食べたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?