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東京集合で長野行ってテントサウナ入ろうって約束する20代女子の夏休み

美味しそうな生パスタランチの看板を見て、初めてのお店に入りました。
イタリアンで製麺所って書いてるお店。
え…!おいしい麺が食べれるんじゃないかなここ!ワクワク。

お昼12:45。周りのお店は「ランチ完売しました」が多く驚いていたので、美味しそうなお店のランチが残っていて助かりました。
ビジネス街、保険屋さんが多いエリア。みんな12時ダッシュで完食したのかな。
本日もお疲れ様です。

店内には女性客、2人×2組。
その1組の隣のテーブルに座りました。
このお二人は、勤務中の昼休みというよりは、休日のランチを楽しむお二人に見えます。
ランチは添え物、おしゃべりがメインという感じの20代半ば女子sかな。

一人が職場の愚痴を言い、もう一人が「わかるー」「それってー」って言ってる感じ。懐かしいですね。いや、通り過ぎたつもりでしたが今でもやっていますね。

この女子sは現状を愚痴ったあとに、未来に楽しみを設定しようとするポジティブ女子sでした。いいね。
「私ここ行きたいっちゃんねー」と言いながらスマホを見せたり
「これ食べたいー」と言いながらスマホをスライドしたり

ここで社交辞令的に行こうよ行こうよーで終わるパターンももちろんあります。

しかし女子sの1名が急に具体的名称を出してきました。
「あ、わたし、長野に行く。長野に行きたいから!」
「いいね!あ、じゃぁ長野でテントサウナ行こうよ!」
相槌をうちさらに追加プランまで提示するもう1名。

え、すごくない?
長野ってわたし「ワサビ」「水綺麗」ってイメージしかもってないよ、
ここ福岡だよ、博多の人は長野に触れる機会あんまりもってないよ?
なぜ長野!気になるよ!YouTubeですかTikTokですか?情報源どーこ!
って思ってたらプラン提案した女子が
「これ!長野のテントサウナが・・・」ってスマホを相方にさしだす。

わぁーすべて画面上で話がすすんでゆく!
音声の情報は「これ」と「ここ」がすべてである。

そして
「いいねいいね!!じゃぁさ東京で集合してさー」って言いだした。
あ、ひょっとして1名は他県から福岡に遊びに来たのかしら。
北のほうにお住まいなのかしら。(どこやねん北のほう)
※東京を「東のほう」と言わずに「北のほう」って言ってしまうのです

「え、でも8月って暑いよねー?」と会話は続いていきます。
「暑いと思う。」
「じゃぁ冬休みにする?」
(私の心の声:え?冬休み?ひょっとしてこの女子sは大学生?
 あ!学校関係の業務ということもあるか。いいな冬休みという言葉)

「12月かぁ。」
「冬休みか夏休みに長野でテントサウナ!めっちゃいいやん!」
「いいねいいね!」
「あ!私トイレいってくる!」
と1名が席を立ち静かになりました。

この会話をしながら実は女子s、あけっぴろげに、化粧なおしてたの。
飲食店のテーブルで。
隣でご飯食べてる私がいる空間で。
スマホを鏡扱いして。
美しくないよー。それはいやよー!
トイレ行くならそこで化粧直しもできるじゃなーい。
まぁ隣で他人の会話をラジオ的に聞いてる私も品はよくないけど。
ごめんなさいね。

そしてお二人はサラリとお店を去って行かれました。
お店にいた別の1組の女子sも気になっていたのだけどそちらは「業務昼休み中のランチ」って雰囲気で、制服っぽいいでたちでキャキャっと食べてササっと帰られてました。

4月まんなかの暖かい日に「夏休みの予定」を立てるってとても計画的だなぁ。ゴールデンウイークの予定も未定だなぁわたし。

そういえばテントサウナ。自然の中じゃなくて建物の中でだけど今週わたし入るんだよねーウキウキ!と
私の頭の中があっちいったりこっちいったりしていたので
そのあとは目の前のランチ(パスタ、サラダ、フォカッチャで900円)に集中し(めっちゃおいしかった)完食し、次の目的地に向かいました。

生パスタと乾麺、何も言われずに出てきたらどっちかわからないかも。
美味しいよねー。

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