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仕掛けるから希望が見えてくる

私はいろんなところに、いろんな企画を仕掛けています。
たとえば出版社への本の企画やら、企業に向けて研修等の企画やら…・
 
けれど、ボツになることのほうが圧倒的に多い。
仕掛がダメになっても、いちいち下を向いているヒマはありません。
なにかを仕掛けていくには、アタリマエのことですが、断られることを
恐れないこと。これは一種の慣れといってもよいものです。
 
仕掛けているうちに何かが始まります。たとえそれがうまく運ばなくても、
不思議と次の一手が見えてくるものです。
 
スポーツでも同じです。
ゴルフでは「届かなければ入らない」とよく言います。
これはグリーン上のパットについての名言。
慎重なのはいいけれど、ボールが届かなければ
どんなにいい打ち方をしても、カップインすることはありません。
 
「おはようございます!」というような挨拶も、考えてみれば、
人間関係を築くために、こちらから仕掛けていく言葉です。なかには、内気な人には挨拶をしても返してもらえないこともあります。
 
以前、某社の部長クラスのA氏がぼやいていました。
「近頃の若い社員は挨拶一つできない」と。
話を聞いてみると、A氏は相手から挨拶してくるのを待っていたのですね。
それで寂しい思いをしていたのです。
 
以前、「挨拶先取り主義」という言葉を作ったことがあります。
立場とか役職とかは関係ない。挨拶のチャンスに先に気づいた人が
したらよい、という意味。
多少のリスクはあるものの、仕掛けは率先してやるものです。
 
私はジョークが好きですが、それが受けなかったときの孤独感は
よーくわかっているつもりです(涙)。
でもそれを恐れていては誰にも語れません。
たとえば…
 
「船が難破したんだって?」
 
「そうなんだよ」
 
「で、なにを積んでたの?」
 
「すごく良く効く育毛剤を満載してたって話だよ」
 
「漁業になにか影響が出たの?」
 
「カニがみんな毛ガニになっちゃった!」
 
笑える人だけ笑って下さい(苦笑)。
 
 
◎カイゼンひとくち英語
All you need is a small courage to try something.
なにかを仕掛けるにはちょっとした勇気でいいんだよね。
 

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