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希望の見つけ方(19)絶好調/上機嫌

いつも調子が良いわけではない
 
いつもニコニコして
いられるわけではない
 
だけど理想は掲げておこう
 
朝が来たら
窓をいっぱいに開放して
新鮮な空気を胸いっぱい吸って
 
今日も俺は
「絶好調/上機嫌!」と唱えるのだ
 
うまくコトが運ばないことが連続して起こりました。仕事上の連絡がスムーズに流れない、買い替えた蛍光灯がうまく入らない、咳止めの薬を処方されたがなかなか治まらない、などなど。以前、娘に言われたことがあります。「お父さんは、機嫌のいいときと悪いときは、顔に出るからすぐわかる」。いっぽう、モノゴトがうまく運んだときはなにもいうことはありません。自然と顔もゆるみ、ニコニコします。でも肝心なのはその反対の場合です。
 
気分の浮き沈みのある私ですが、ある言葉を大切にしています。それは「絶好調/上機嫌」。いつも絶好調でいたいし、いつも上機嫌でいたい、の願いを込めています。(それは理想論に過ぎない)と人はからかうかもしれません。十分わかっています。それでも理想は高らかに掲げておきたいのです。
 
日本は言霊の国。言霊(ことだま)とは、古来、言葉には霊魂が宿ると伝えられてきました。だったら言葉の力を味方につけたほうが、ぜったいに得。私の掲げる絶好調/上機嫌も同じ。たとえば朝起きたとき。部屋の窓をいっぱいに開け放って「今日も絶好調/上機嫌」と心に唱えます。唱えただけで、少しでもそうなるような気がする、それが大事なのです。
 
エコスというスーパーマーケットがあります。創業者の平富郎さんとはまだ規模が小さい頃からのお付き合いです。この会社が掲げている言葉が「正しい商売」。税金は正しく払う、環境を大事にする、取引先や顧客に嘘をつかないなど、その意味は広く深い。「正しい商売」という理想を掲げて、小さな八百屋から今は、従業員数千人の一部上場企業にまで成長しました。
 
さて、体調が悪かったり、なにかに失敗したりと、どうしても不機嫌な状況に身を置くことは誰にでもあります。そんなとき、不機嫌な自分を静かに見つめることです。(ああ、俺はいま、不機嫌だなあ)というような、もう一人の自分を意識する。それだけでも不機嫌から上機嫌に至るきっかけをつかむことができます。
 
理想論と言われようと、現実はそんなに甘くないよとバカにされても、めざすところは絶好調/上機嫌。一日24時間、時間は誰にでも平等に与えられています。そんな大切な時間を不機嫌にすごすのはすごくもったいないなあ、とこの頃しみじみと思うのです。
 
 
◎カイゼンひとくち英語
Good mood, good day!
今日も上機嫌で素敵な一日を!
 

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