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広く、多く、長く、そして、速い国、中国。~中国雑学シリーズその1~

はじめまして、アラフォー起業家の鈴木です。
ハイテク都市として有名な中国深センで起業しており、中国にはかれこれ10年以上住んでいます。

まぁムダに長く住んでいる部分もありますがw、私がかの地でこれまでに培ってきた知見や体験をみなさんにシェアする場を設けたいと思い、今月からnoteをはじめることにしました。

正直、外国人としてたかが10年くらい中国に居るだけでは中国レベルとしてはひよっこ同然です。その証拠に、いまだにわからないことや新しい発見の連続です。とはいえ、外国人だからこそ、日本人だからこそ見える景色もあるとも思っています。

私が投稿する内容には間違っている部分や勘違いしていることも多々あると思いますが、その場合はコメント欄でビシバシ指摘していだけるとありがたいです!

ここでは、中国雑学シリーズと題して、中国に関する内容、たとえば、ビジネス、海外起業、中国語、歴史、文化、ものづくり、異文化コミュニケーション等について、ランダムかつ不定期に情報発信していく予定です。

それでは最初なので、まずは中国に関して一番大事な、基本的な考え方からご紹介します。

中国をあらわす4つのキーワード

この記事のタイトルは、広く、多く、長く、そして、速い国、中国。
となっていますが、大雑把に言えば、中国はこの「広い、多い、長い、速い」の4つのキーワードであらわすことができます。
そして、現代を生きる我々にとっては、最後の「速い」に関する理解が重要になってきます。

ただ、これだけだと何のこっちゃわかりませんよねw
焦らないでひとつひとつ見ていきましょう。

中国は広い

中国は国土が広大です。
面積は約960万平方キロメートルで、日本の約26倍です。

これだけ広いと、それぞれの地形や風土、周辺地域との関係性が異なるため、各地で多種多様な文化が根づいています。

中国は多い

中国はとにかく人口が多いです。
2022年現在、約14億人が中国に住んでいると言われていますが、人口が多い=いろんな考え方の人がいます。

また、漢民族が総人口の約92%を占めていると言われていますが、他にも55の少数民族もおり、やや民族の偏りがあるとはいえ他民族国家です。

それに、中国の開放政策や経済発展にともなって、私を含めた外国人(日本人は約10万人強)も大勢住んでいます。

中国は長い

中国4000年の歴史。
というキャッチフレーズ?を聞いたことが無い人はおそらくいないでしょう。実はこれ、当の中国人もよく口にする有名なキャッチコピーです。

中国の歴史が4000年か5000年かそれ以上かは別として、ともかく一つの国とは思えないほどの長い歴史を有しています。
歴史が長いということは、それだけ民族として様々なことを経験してきており、それが中国人の考え方や精神構造に多大なる影響を与えています。

中国は速い

現代の中国は、とにかく仕事のスピードが速い。
まぁ車や電動バイクのスピードも速くて危ないったらありゃしませんがw、それはともかく、とにかく最初から細かなことはあまり気にせず、どんどん進めます。

日本でもおなじみのメンツという言葉は、「面子」という中国語からきたと言われているくらい、中国はメンツを大事にする国なのですが、最初はプライドも見栄も捨て(という風に見える)て、すぐにはじめて、トライ&エラーを高速で繰り返して瞬く間に成長します。特にものづくりに関する仕事は速いです。

もちろん、「速い」ことの最大の理由は、ほぼノーチェックだからなのですが、つまり、どの業界だろうがどの仕事だろうが、やりっ放しでほぼ確認せずに次の作業に取り掛かるから速いのです。

なので、中国で仕事をしていると様々なトラブルに見舞われるのですが、、、このようなネガティブな面もはらみながらも、現代中国のこのスピードとダイナミックさは、得てして慎重すぎる日本人には、参考になる部分も少なくないと思っています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は最初の投稿ということで、まずは中国を理解するための土台となる部分を知ってほしいと思い、「広い、多い、長い、速い」という中国をあらわす4つのキーワードをご紹介しました。

中国雑学中の基礎中の基礎のような内容ですが、
「改めて言われると確かにそうだな。」
と、意外とご存じではなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか?

では、次の投稿をお楽しみに!

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