スポーツの魅力とは?
・スポーツとは
人生の中でスポーツに関わり続け20年以上が経ちました。
最初はカラダを動かすのが好きという思いだけで始めたものが
今は仕事になり、趣味となり”生きがい”になっているスポーツについて改めて考えてみました。
・生涯スポーツと競技スポーツについて
上記のスポーツとは、競技スポーツ(順位をつけたり、プロスポーツの形式に近い形)ですが、子どもが行う”遊び要素”が強いスポーツや、ご高齢者がされるゲートボールや健康体操というのはカラダを動かす楽しさを通じて、衰えていくカラダをうまく付き合い、”健康維持”のためにされているスポーツではないかと考えています。
子どもがルールを持たず、「自分に優位でわがままな」カラダを動かす遊びもスポーツの一種、もしくは祖先的なものではないでしょうか。。笑
・チャンピオンスポーツについて
これまでたくさんの子どもにサッカーを中心としたスポーツを教えてきました。すると、サッカーという「チャンピオンスポーツ=勝ち負けがはっきり、技術や能力に左右されるスポーツ」(もちろんそれだけではないですが・・・)から零れ落ちてその場からフェードアウトしていく子どもを何人も見てきました。
それはサッカーという種目における”ミスの多さ”が原因の1つに挙げられるのではないかと考えました。
・スポーツ=デポルターレという考え方
サッカーは大人は90分、小学生は約30分、中高生は70分強プレーします。
その中で技術ミス,判断ミスなどあらゆるミスと”うまく付き合い”、ミスをミスにしない動きが重要になると考えています。
それがどうしても技術ミスは目立ってしまい、ミスを責められる。
「おまえのせいで」、「失点したのは自分のせいだ・・・」
悪気はなくても視線で訴えてくる・・・あの雰囲気がイヤだ・・・
上記のような子どもたちのために、生涯スポーツ=デポルターレという考え方があるんだと思います。
・多様なスポーツ環境を
これまでの日本における体育・スポーツ史では勝敗に関わるプレーが”美学”とされ、それらがスポーツというものになっていたと思います。
その考えを持つ指導者に育てられた指導者は子どもに”その美学”について指導を行ってしまいます。
今、スマートフォン1台あればインターネットという多様な世界へDIVE!できる。そんな時代だからこそ、スポーツに携わる指導者もデポルターレ=気晴らしという「息抜き・のりしろの広い人」になるべきだと考えます。
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