ドイツでモンテッソーリ教育の小学校をやめさせる
そこに至るまで
うちには現在14歳、11歳、8歳、という3人の娘がおり、下の2人の娘たちがモンテッソーリの小学校M校に行きました。
長女は小学校在籍中に引越しをしたので、普通方式の小学校E校→C校。
次女は2年生で転校してC校→M校。卒業まで在籍しました。
三女は3年目に転校して、M校→C校。
EとCは普通の学校でした。
結局何がいいたいかというと、ドイツの普通の小学校二つと十分比較した上で、モンテッソーリの学校に限界を感じたのです。
まずなぜモンテッソーリの学校に行かせたか
私はモンテッソーリ方式に心酔し、その方式での教育で最大の成果をあげるためにできるだけのことをし・・・ていません。
ただ、長女を行かせた普通の小学校がめっぽう遠く、通学路も交通面で危険がいっぱい。そんな道を下の娘も連れて送り迎えするのが大変だったので、モンテッソーリの学校に空きがでた時に転校させたのです。
うまくいかなかったのは家庭での親の姿勢に問題があったんだよ、と言われてしまえばそうなのかもしれません。
モンテッソーリM校の特徴
ドイツでモンテッソーリ方式の学校は結構あるのですが、何をどこまでモンテッソーリ方式にしているかはばらつきがあります。
モンテM校の場合は
1年生から4年生まで各学年8人前後の子供が同じクラスだった
毎日の時間割は1時間ほどは固定されていたけれど、残りは流動的だった
金曜日は「集会日」だった
遠足や音楽プロジェクト等の企画が多かった
昼食を午後保育担当教諭と食べから宿題をする、というところまでが午前の授業とセットになっていて、在籍児童の全員が午後3時ごろまで学校にいられた
学習教材は宿題を含めて持ち帰らないものとされ、行き帰りはとても身軽だった
ドイツの普通の小学校も日本の小学校と色々違うわけですが、(どう違うか知りたい、とコメントいただけたらめちゃ嬉しい)、上にあげた6項目はモンテッソーリ独特のものでした。
モンテッソーリ方式の良かったところ
モンテッソーリ方式って日本ではネガティブに語られることがない気がするし、実際良かったと思われる点もいくつかあるので挙げていきます。
年齢差や性別差にとらわれない友達作りが実現できていた
行事が多く、親もそれに協力を惜しまない人がほとんどだったので、雰囲気が良かった
午後保育に申し込めることが確実に約束されていた
登下校時に重い荷物を持たせる必要がなく、専用のランドセルさえ不要だった
だがしかし
問題があることに気がついたのは三女が2年生になったあたり。そして次女も3年生の後半から怪しくなります。
ここから問題点をつらつらと述べていくのですが、長くなるので分けます。
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