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【23-24も共に登る】終盤戦に向け振り返り

Doirieです。23-24シーズンも3分の2が終わり、バイウィークを挟んで3月から終盤戦21試合に入ります。
今のうちチームにはしっかり心身休めてほしいのですが、やっぱりさみしいのもあって12-2月を振り返ってみます。シンドイ負けはそっとスルーして、熱かったとこに文字量割きますよー(これぞ自己満足)。
★開幕から11月についてはこちらで少し触れています ↓


勝てるようになってきた!12月

12月の再開段階では3勝。またこの12月に勝率の近いチームとの対戦が集中していました。人間できてない私は「取れるとこ確実に取らな!」と思っていたのですが…

北海道遠征はとっても楽しかった。遊んで下さった皆様に心から感謝
(ヤマダモンゴルのジンギスカン)

蓋を開ければ5勝7敗。上位チームとも勝率の近いチームとも、星を分け合う週末が続きました。上位チームを食う日も出てきたけど、惜しい試合を落とす…勝利を掴みきれない日も複数。

ええとこピックアップ(12月17日・ホーム宇都宮戦Game2)

そんな中、最も印象に残っているのは12月17日の宇都宮戦Game2でしょうか。この節はエースおかぴさん(岡田侑大選手)が練習中の脳震盪で、レオンくん(澁田怜音選手)が体調不良でDNP。PGどないすんにゃ状態で相手は強豪宇都宮、私は内心連敗も覚悟しました。
地元洛南高校出身・日本代表で五輪出場をもぎ取ったひとりの比江島選手に世間様のフォーカスが当たる中、来場者は歴代最多(当時)を記録。バチボコにやられた翌日、Game2もずーーーーっと追いかける展開で最終第4Qに入りました。
ちょっと点差は詰まっても詰めきれないもどかしい展開。残り5分余りのタイミングで転機を作ったのはキャプテンセーヤ(小西聖也選手)でした。
神とも呼ばれる宇都宮のエース(のひとり)、DJニュービル選手にセンター付近で取りつき、1on1でとうとうボールを奪ったのです。自分もバランス崩してボール抱えたまま倒れ込むも、ちゃんと託せる場に安心安全安定のKJ(ケビン・ジョーンズ選手)が走っていました。KJと宇都宮の選手が近くにいたので、KJの状況判断が素早かったからこそボールがつながったのでしょう。そしてそのままひとり旅、彼には珍しくダンクシュートを確実に叩き込みました。
これは盛り上がります。

その後、マシューニキ(マシュー・ライト選手)の技アリシュート等で同点。
すぐに比江島選手が3Pを入れて80-83。
次の攻撃で比江島選手のディフェンスを受けながらるーじくん(青木龍史選手)が3Pを捻じこみ再度83-83の同点に。クロックを目一杯使ってマシューニキが最高の形で放った3Pシュートがリングに吸い込まれ、ついに逆転したのは残り4.5秒でした。
宇都宮の最後のオフェンス、比江島選手の3Pをかんちゃん(水野幹太選手)がノーファウルで守り、比江島選手が再度ボールを手にして放ったシュートはギリギリブザー直後。京都が86-83で5季ぶりの勝利をもぎ取ったのです。

この日も最多来場者数を記録した4382人の観客は総立ち、熱狂の渦に。宇都宮の佐々HCが試合後会見で会場の雰囲気に触れたことも話題になりました。年内ホーム最終戦、最高の形でしたね。

ピンチはチャンス!1月に3勝

勝ちたかったゲームを落として年を越し、最初のホームゲームにはラッシー(ラシード・ファラーズ選手)の古巣千葉ジェッツを迎えました。こちらもGame2で肉薄したものの、敗戦。

千葉戦ゲーム直後に募金活動する
おかぴさん&サトルさん。ちびっこに屈んであげてる

オールスター明けの水曜ゲームは初顔合わせの長崎ヴェルカ。これまた日本代表の馬場選手が所属するチームです。
息詰まる接戦のさなか、馬場選手にベタ付きするキャプテンセーヤ。ファウルを取られた直後、苛立ちがピークに達したのか馬場選手の振る舞いが荒くなり(オラつくともいう)、テクニカルファウルが宣告されました。
最終盤いろいろヒヤヒヤするシーンもありましたが、勝利!マシューニキがキャプテンセーヤを抱え「Nice cap!」と称えるシーンも。

ケガ人体調不調者続出の大ピンチ

激闘後の群馬戦、例によってGame2は肉薄。延長戦までもつれた末に敗戦となりました。天皇杯も含め群馬に完敗続きの中、勝利は来季への宿題のひとつとも言えるでしょう。
翌週、1月最後の週末はアウェイ琉球戦。ラッシーが練習中の脳震盪で帯同できない中、昨季チャンピオン・今季西地区1位と対戦です。
これがGame1、最後までリードを守り切って勝ちましたですよ。ニキの華麗なシュート、おかぴさんのオシャレパスやドライブにアシスト、CDさんの3Pまで飛び出し何と20-21シーズン最終戦以来の勝利。Game2も勝利を掴みかけましたが、最後の最後に同点3Pを決められ、延長戦を落とす結果となりました。

ええとこピックアップ(1月31日・アウェイ島根戦)

この「あわや琉球に2連勝」に大いに気を良くしてた脳天気な私は、続く1月最後のゲーム・島根戦の開始直前に公式さんのSNSを見てひっくり返ることになります。マシューニキとキャプテンCJが体調不良でDNP…‼︎
全員健康でも大変な強敵に、ロスター9人(うち外国籍選手2人)で臨むとは。とにかくこれ以上ケガ人病人出さずに京都に帰れますようにと祈るばかりでした。
17点差付けられた前半。そらしゃーないわなと思っていたら第3Qの島根を4点に抑えます。レオンくんの魂込めたスティール2本、はんちゃんのディフェンス、エースおかぴさんのナゼそれが入るシュート、KJとCDも跳んで走ってリバウンドにシュートに大車輪。第4Q、疲れもピークのはずがここぞの相手のシュートを2人が相次いでクリーンブロック。
これまた最後の最後に逆転し、FTで苦しみつつも勝利しました。

こうして京都→沖縄→島根→京都の大移動つきで3ゲーム、2勝1敗で帰還(沖縄から島根の移動は直接であろうと推測)。かんちゃんのデジタルデトックス(スマホをタクシーに忘れた。後日無事戻ったそう)などのプチエピソードも披露されつつ1月を終えました。

心身の疲労と戦った2月

そして島根戦の3日後にはホーム川崎戦。このタイミングでラッシーが脳震盪から帰還も、ニキとキャプテンCJがまだ戻れませんでした。

ちぃたん⭐︎も来場しはんニャリンDAYは大盛況。
赤オニニャリン、動くたびに赤熊?的なのがぺほんぱほんしててかわいすぎた

そんな中、川崎戦Game1は第4Qで猛追されながらも何とか逃げ切り。しかしGame2まで気力体力は続かなかったのかもしれません。同じくロスターの少ない川崎に文字通りバチボコに。昨季京都で特別指定選手だった益子選手から、丁重なる恩返しも。
さらに中2日で挑んだアウェイ大阪戦、嬉しいサプライズがありました。

ニキとキャプテンCJに加え、ついにあの男が帰還!

そう、サトルさん(前田悟選手)です!!
昨年12月1日に手術したことがリリースされ、本当に復活が待たれていたサトルさん。川崎戦のウォーミングアップでシューティングも見せていたので、そろそろかな…と期待してたところでした。
大阪戦では早速美しい3Pを2本決めてくれたんです。レオンくんのスティールからボールを託され決めた一本、ムネアツでした。

この日はマシューニキの誕生日、CDのリーグ通算500ディフェンスリバウンド、おかぴさんのアシストキャリアハイなど嬉しい節目だらけでしたが…リードしてきた残り数秒で元ハンナリーズの鈴木選手に同点3Pを決められ、延長の末に敗戦。
さらに中2日で迎えたホーム名古屋DD戦、Game1はコテンパンでした。1日でそんな改善できるかな…と思っていたらGame2は本当に見違える程の変わりよう。終始先行されながら最後に追いつき、離されては追いすがり。結果的には敗戦しましたが、チームの到達地点をポジティブに捉えられるゲームになったのではないでしょうか。

ゲーム以外のこと

ゲームの振り返りが長くなりましたが、12月からここまでゲーム以外にも書き留めておきたいことがたくさんありました。いくつかピックアップすると・・・

能登半島地震の支援活動

1月1日に発生した能登半島地震を受け、京都ハンナリーズも直近のホームゲームから募金活動を開始。ただ募金箱を置くのではなく、社長も選手もはんなりんもはんニャリンもスタッフさんも代わる代わる声をかけ、たくさんの義援金が集まりました。他に選手私物のチャリティオークションも開催。チームを通じて、被害を受けた方々のお役に立てたらと願っています。

オールスター

昨季、アジアオールスターチームに選出されたマシューニキ。
2季連続で選出されたうえ、今年はおかぴさんもライジングスターチームに。ふたりともとっても楽しそうでした!次はぜひ本選に・・・

チームとブースターの思いをつなぐ3rdユニ

そしてそして、2月10日・11日の名古屋戦ではサードユニを身に纏った選手が試合に臨みました。揺るがぬ思いをデザインにした、とても素敵なサードユニ。レプリカはチケット代に1000円プラスで手に入るとあって、会場でも着ているお客様がたっくさん!

着用ゲームも、当初の予定(2月10日・11日、4月10日)から追加されるとか。

伸び代たっぷり、どこまで登れる?

バイウィークは約3週間、次は3月2日・3日のアウェイ仙台戦になります。
チームの皆様には、まず過密スケジュールで疲れ果てた心身を充分にリフレッシュしてほしいです(ケガしたかんちゃんも復活を!)。そして、再開後はなかなかまとまった時間がとれないでしょうし、今よりもっと上を!目指して高め合い、再開後の勝利につなげてくれることを願っています。そしてその過程を応援しながら共に登れるのが、本当に楽しみです。


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