SNS(Social Networking Service)のイマ。

SNSとは…

インターネット上の交流を通した社会的ネットワークの構築するサービスのこと。

これまで数多くのSNSが世に出てきたが、現段階で主要なSNSの現状を分析したいと思う。(主観も入るため、ご了承ください。)


Facebook


マークザッカーバーグが産み出したこのサービスは、世界中で12.8億人のユーザーが。

元は大学内での友達を増やすために作ったみたいだが、みるみるとユーザーが伸びて今やSNS界のマンモスサービスに。(参照:ソーシャル・ネットワーク)

国内ユーザーも2,400万人で、頭打ち感は否めないかもしれない。アメリカでも"イケ"てない扱い、日本でもユーザーの高齢化、若者離れに歯止めがかかっていない感が。。ただ、サービスとしては非常に便利で、実名登録ゆえに名刺や経歴確認としても利用できる。日本国内だと利用率も20代で過半数はあるため、まだまだ無視はできないだろう。メッセンジャーも機能的に充実しているし、使い方次第ではまだまだ使えるサービスかと思う。

投稿だけでなく、Facebookページを管理できる他、イベントページやグループ機能も便利。

【参考】【Facebookは終わるのか?】2016年 アメリカの10代が”イケてない”と言った4つのサービス


Twitter

20代以下の若者の間で、利用率を上げてきているTwitter。国内ユーザーは約2,400万人。広告表示が少なく、誰でも簡単に利用できる一方、企業としての赤字は問題視され続けている。(参考:赤字続きのツイッター社に未来はあるのか?ツイッターの売上推移などをグラフ化してみる(2016年)(最新))今後はマネタイズのための"何か"を導入せざるを得ないと考えられるが、若いユーザーを見事に獲得できている点では素晴らしいサービスと言える。Facebookがオフィシャル用だとするなら、Twitterはよりカジュアルな使い方が可能であると考えられる。

LINE

国内ユーザー数は圧巻の6,000万人に迫っている。全世界のユーザーは2億人超。

10代から40代まで、幅広い年齢層での利用率の高さが絶対的な強み。

【詳細】LINEのモンスター化がハンパない。

Instagram

Instagramのサービスの特徴は写真をメインにしたSNSだということ。日本でも海外でも女性に強いSNS。ただし、国内では20代、海外では30~40代のユーザーが多い。写真のデータが大きくなるため、データ通信として重いことがネックかと思うが、簡単に写真を加工できるフィルタリング機能で誰もがカメラマンとして世界中に情報を発信し、つながることができるという点では他のSNSとは一味違う。写真ベースのためか、結構小売サイトとしての活用も見かける。広告事業も拡大しそうなので、今後の動きに注目している。

Pinterest

日本ではあまり耳にしないかもしれないが、Pinterestはお気に入りの画像を「ピン」でスクラッピングしていくサービス。特徴としては女性ユーザーが圧倒的に多いということ。好きなものを自由に集めたり、新しい発見を生む"ディスカバリーエンジン"として利用できる。アクティブユーザーは1億人を超え、日本でもじわじわ増えている模様。。かなり前に利用していたが、ユーザーが増えた今の方が面白そう。


LinkedIn

日本では文化の違いからか、あまり利用されていないが、世界には4億人のユーザーがいる。アメリカでのビジネスでは欠かせないSNSになっている。プライベトートはFacebook、ビジネスはLinkedInという使い方が一般的なようだ。

【参考】【なぜ日本では流行らない?】米国ビジネス上欠かせないLinkedIn

WhatsApp

登録は電話番号のみ、SNSとしては珍しい有料のアプリ。SMSとして、欧米では圧倒的なユーザーを獲得している。LINEに似ているが、違いとして登録が簡単(ID、個人情報、年齢確認など不要)で、既読機能はなく、メッセージの削除が行える。

【参考】WhatsAppはなぜ欧米で成功したのか(なぜ日本では成功していないのか)

WeChat(微信)

WeChat(微信)は登録アカウント数が11億人に到達し、レギュラーユーザは4億4000万人と言われているメッセージアプリ。

使い方等はLINEと非常に類似点が多いが、 LINEとの最大の違いはソーシャル連携。中国発のサービスなため、その圧倒的な共通文化を有する人口が強み。

【参考】(中国大手IT企業テンセント)

【参考】LINE最大のライバルWeChat

カカオトーク

利用しているユーザー同士であれば国内・海外、通信キャリアを問わず、無料で音声通話・チャットが楽しめるスマートフォンアプリとして、LINEよりも早くリリースされているカカオトーク。日本でのユーザーは1,000万人を下回っているが、世界でのユーザー数はLINEとほとんど互角のよう。メッセージ流通量はLINEの倍になっていることも注目。LINEももともとは韓国の企業であることからも、コミュニケーションアプリ界における韓国の存在感は絶大であると言える。

【参考】【なぜ?】日本で一強の「LINE」が韓国でイマイチな理由

Snapchat

「メッセージが10秒で消える」と、海外で大人気のアプリ。スナップ作成の手軽さやスナップが残らないという気軽さが若者に受けて急成長し、現在のユーザー数は約2億人とみられている。メインユーザーは女子中高生。

MSQRD同様、カメラのフィルタリング機能が充実しており、面白い動画を発信することができる。

SUMMARY

以上、主力なSNSの現状をまとめたが、いかがだっただろう。

おそらく日本と海外という異なる文化を持つ地域性にも依るだろうが、ユーザー数や提供サービス、プロモーションの仕方や戦略など、実に様々。

活用できるものはしっかり活用していきたいと思うと同時に、なぜそのサービスが普及したのかを考えるのも面白いかもしれない。今後も生活と密であり続けるであろうSNS。PRの手段としても、タゲーットの把握、戦略にもうまく活用していきたいものだ。

【参考】勢いにのるSnapchat、Instagramを超えて米ティーンエイジャーが支持するソーシャルアプリ1位に

【参考資料】

【保存版】3分で総復習!2015年、11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

【保存版】急伸!2016年、東南アジアのSNSユーザー・モバイル利用状況データまとめ

【参考】総務省情報通信白書

【Facebook、Twitter、Instagram…複数のソーシャルメディアを運用するには?】業種別・複数SNS運用事例まとめ:前編★ユーザー数一覧あり

2015年7月:人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ


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