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【#読書】これからの会社員の教科書 #田端信太郎 #田端大学

なにも新人社会人のためだけの本ではなかった。
これまで会社員として頑張ってきた40代が、
これからの会社員生活をどう生き抜いていくのかそのヒントが書いてある本。
そしてこれまでいろんな先輩方から教わってきたものが再確認できる内容となっています。

僕ら40代が躾の意味合いで先輩らから教えられてきた内容が必要な『スキル』だったと再認識できました。
当時は何だよと思った内容もある。
けど、それを今、田端さんの言葉から教育という側面で『スキル』として受け止めれば、なるほどとスッと入ってくるし、あの頃怒られた意味もわかる。きっと先輩らに感謝の念が芽生えるだろう。

若い人にはちょっと厳しいと思うかもしれないけど、ココさえ押さえておけば余計な心配や余計なストップを喰らわずにやりたいことをやれるかもしれないですね。

著者は田端信太郎さんです。

LINE株式会社 上級執行役員 法人ビジネス担当
1975年石川県小松市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。

NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン「R25」を立ち上げ、R25創刊後は広告営業の責任者を務める。その後、ライブドアに入社し、livedoorニュースを統括。ライブドア事件後には執行役員メディア事業部長に就任し経営再生をリード。さらに新規メディアとして、BLOGOSなどを立ち上げる。

2010年春からコンデナスト・デジタルへ。VOGUE、GQ JAPAN、WIREDなどのWebサイトとデジタルマガジンの収益化を推進。2012年6月 NHN Japan株式会社 執行役員広告事業グループ長に就任。2014年4月から現職。

LINEなどの広告営業および、LINEビジネスコネクトによるCRM展開など法人ビジネス全般を統括。

Amazonの著者説明より

こんなサラリーマンになれる気はしませんが、いくつもの会社を渡り歩きビジネスを展開されてきた田端さんだからこそわかる共通のお約束ごとみたいなものがこの本にまとめてあります。


目次

1 「人並み」を目指すか、「プロ」を目指すか
2 「伝え方」次第で結果は180度変わる
3 「単純作業」に仕事の真髄がある
4 「根回し」抜きに大きな仕事はできない
5 「社交スキル」は一生モノの武器になる
6 「トラブル対応」は鮮やかに
7 「情報収集」がきみのオリジナリティをつくる
8 「経済・法律・歴史」はビジネス世界の共通言語
9 「働き方・キャリア」の最適解を導く
10 「パフォーマンス」をさらに高める

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784815602437

本書の中でchapter4に「おっさんはメンツが8割」という章があります。
これに全てが詰まっていると言っても過言ではないくらい、うむうむとうなづきました。
ここをうまく利用できる人が仕事をうまく通してかつ出世していくと言ってもいい。

本書は割と正攻法というべき「あたりまえ」なことがバシっと書かれています。そして自分ができてこなかったことがたくさんあります。
こういう当たり前なことを有効に利用しながら「凡事徹底」できる人が会社員として楽しく稼いでいけるのだろうなと感じます。

Kindleで239ページなので1時間もあればさらっと読めてしまいますのでぜひ手に取ってください。
おっさんほど読んで欲しい。
まちがった指導を若手にしないように。

「社交スキルは一生のスキル」

リンクもう一回おきますね。

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