【#読書】ずるい仕事術 @nobrock
自分の大事なものは渡さずに、潰されず、認めてもらう方法
「そうだ、もっとずるくなろう」
あまりネタバレをせずに、お勧めしていきます。
佐久間さんはTV局員でありながら、
他社のラジオ(オールナイトニッポン)のパーソナリティを務めるなど大人気のTVディレクターです。
プロデューサーではあるんですが、
ディレクションをするのにプロデューサーの立場の方がやりやすいという本人コメントを聞いたことがあるので、
ディレクターと表現させていただく。
『楽しそうに仕事するのを見せる』
本書で面白かった点をいくつか紹介したい。
まずは、周りからどう見えるのかについて。
あいつ楽しそうに仕事してるなぁ
という人を見たことがありますか?
そういう人を楽をしているように見えます?
楽しそうに仕事をこなす人って頼れそうですよね。
「ホウレンソウ」の使い倒し
すぐやる人になる
会議は事前準備
とまぁ、当たり前のことを当たり前にこなすことが一番大事で、
それがいちばん周りから見て評価が高いということ。
そして、会社に合わせすぎないこと、自分らしくないことをやらないことを組み合わせることで、自主性を濃くして周りから評価の高い「思われ」をゲットできそうです。
次に人間関係についてですが、「メンツ」について強く書かれています。
おじさんの99.9%くらいは「メンツ」でできています。
これはリアルにそうだと思います。
なのでおじさんは「メンツ」を潰されるのをひどく嫌いますし、
メンツを傷つけるやつを許しません。
どれだけ正当な理由があろうとも、そんな敵に協力はしないのです。
会社の中ではおじさんのメンツを保つかが勝負の鍵になります。
逆に言えば、それさえまもれば会社の中に味方がたくさんということになります。
そこでヒントになるのが、「横柄な態度」や「陰口」や「正論」になるかと思います。これらはコスパが高い。できればいらない。役に立たない身勝手な行動です。
メンタル編は皆さんが気になるところだと思います。
自分のメンタルが第一
仕事は第二
と優先度をつけちゃおうと書かれています。
ここは読んでほしいという部分は、
「運」を味方につける
の章です。
「運」と「縁」は、とても近い
と書かれてしまう。ここは目から鱗だった。
ずるいと聞くと「悪い」印象があるかもしれませんが、
本書は「自分をすり減らさない働き方」が書かれています。
自分をすり減らすと自分がどんどんなくなってしまう。
そうではなく、自分らしさを失わずに会社員としてやりたい仕事に着手していくには、意図的に行動する必要もあるし、
ある意味で、呪いを解かないといけないということ。
本書、おすすめです。
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