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補助金あるからイベントをやる、で地域は良くなるのか。

商店街や自治会などの地域団体にはよくわからない予算がついていることが多くあります。

「土肥くん、こんな予算あるんだけど使ってくれない?」みたいな相談はたまにある話で、それを聴くたびに「え!?」ってなるんですが、適当な予算がついちゃうんです。


だからといってめちゃくちゃ大きな予算ではなく、数万から数十万単位のお金で私服を肥やすためではなく、本当にどう使っていいか困っている様子という感じです。

これは大抵の場合、行政の方が悪く、なんとか補助金という名の補助金をつくってしまい、行政事業なので年度内で予算消化をしなければならない縛りがあるわけです。

そんな無駄な予算、翌年に持ち越せばいいのに...と思うのですが、それができず、地域団体の側も役所の人から「年度内にどうにか…」と不思議な依頼をしに行っているのです。

なんてくだらない話なのだろうと思いつつも、どうしてこういう予算が生まれてしまうのかの構造を理解し、その上で自分がこういう予算をどう使っているかを解説したいと思います。

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