長島大陸食べる通信 番外編 食べある記(岩川信一メモリー)
久しい更新になります。
移住してあっという間に1年半経ちました。
いま僕が暮らしている鹿児島県・長島町は鹿児島空港や鹿児島市内から2時間弱の道のりを経てたどり着きます。
地元の東京から遠い地に移り住んだこともあり、遠路はるばる来てくれる人がいると嬉しく思いつつも、この歳になると疎遠になってくる人も増えるのが世の常かとしみじみします。
そんななかなか来ることができない人にも長島を身近に感じてもらえる「長島大陸食べる通信」という定期購読紙があります。
3ヶ月に1度長島の地の食材と数ページの冊子をセットでお届けするサービスです。
こういった荷姿で届きます。(読者さんの画像をお借りしました)
恵まれた環境で育まれた食材は東京でもなかなかありつけない代物です。
その食材を生産者さんの心意気でかなりお得に出していただいています。
その心意気に答えるように若き編集長が取材をして、頭を悩ませながらリアルに長島の今を届けるために筆をとっています。
是非、長島で育む人たちの矜持を感じ取って、食材をいつもよりいっそう深く味わってほしいです。
そんな食べる通信の次号15号は厨〜kuriya〜の「鯛めし」
ハレの日でなくても簡単に作れてしまう島のお母さんが作る鯛めしは絶品です。
そして、その号で僕もライターデビューします。
是非読んでみてくださいね!
→お申込みはこちら
少し話しは変わりますが、僕はこの「長島大陸食べる通信」に掲載されていた「食べある記」という、長島町内の飲食店を紹介する記事をとても楽しみにしていました。
過去形なのは、残念ながらその記事を書いていた長島町商工会の岩川さんが、今年の3月に異動してしまい、コーナーが終了してしまったからです。
この岩川さんは、右も左も分からないときから大変お世話になった方ではありますが、毎晩のように誰かと飲んでは酩酊しているような破天荒な人でした。酔って歌い出すとマイクを離さない姿はもはや風物詩です。化石みたいなスマホを使っているため、しばしば連絡がとれないことがありましたが、それでも週1〜2回ぐらいは飲んでいたので異動してしまってとても寂しいです。
岩川信一
1981年鹿児島県生まれ。都留文科大学英文学科を卒業後、鹿児島県商工会連合会入会。4年間の喜界島担当後に、2014年から長島町商工会指導員着任。週末は5歳の愛娘と遊びにいくことをライフワークとしつつも、お酒を飲むか妻にキレられるかを天秤にかけ飲みに行く機会を伺っている。十八番は「渡良瀬橋/森高千里」
「食べある記」では歌謡曲と掛け合わせた内容や、少し古い流行語みたいなものがしょっちゅう書かれており、岩川さんと同世代の人にはノスタルジーを感じることができるあたたかみがありつつ、岩川さんが店主の懐に入り込んでいるんだな、とその人柄が滲み出た文章によく大笑いしながら読ませてもらっていました。
今回、甲斐編集長と岩川さんからお許しをもらい、その「食べある記」の公開のお許しをいただいたので、是非みなさんにご覧いただきたいと思います。
「春夏冬(あきない)」
「ドリーム」
「山路食堂」
「食堂 いしもと」
いかがでしたでしょうか?
僕も負けじと呑んべえなので、ここに掲載されているお店は制覇していますが、良い文章を書くな〜と唸りました。
今後とも「長島大陸食べる通信」をよろしくお願いいたします!
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