マイカーで埼玉からロシア・バイカル湖へ(2019) #1 出国までの4日間(埼玉〜鳥取)
はじめまして。
これはドライブが趣味の私がロシアのバイカル湖を見ながらキャンプすることを目的に、ロシアで30日間シベリア横断道路などを走るドライブ旅行の記録です。
この旅行を実行してから二年が経ち、今更ながらまとめようと思いこちらで公開することにしました。
メインがドライブということもあり有名どころを観光したり、お洒落な食事やホテルなどの”映える”ものはほとんどありません。ご了承ください。
雑な記録と記憶を頼りに書いているため事実と異なっていたり今後の参考になる物があまり無いということがあるかもしれませんが、自分の車で外国をドライブしたらこんな感じなのかという雰囲気を知っていただければと思います。
週に一回くらいで更新していく予定です。
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・8/14 [1日目]
埼玉→神戸 雨時々曇り
旅行準備や一時輸出手続きなどに4ヶ月ほど掛かったが、ようやく出発の日を迎えることができた。
この日は神戸出身の友人宅で一泊するため、夜中に埼玉の自宅を出発し東名高速で西を目指す。
途中清水SAで仮眠を取り、昼過ぎに神戸に到着。台風が近づいてきており、道中は天候が不安定で先行きが不安になる。
正午過ぎに友人たちと合流し、飯を食べに行ったり遊んだりした。
出国前にとても良い時間を過ごすことが出来た。
埼玉自宅→東名高速清水SA→神戸
走行距離:573km
昼は友人たちと神戸市内のラーメン屋へ
夜
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・8/15 [2日目]
神戸→舞鶴 雨
午前中は台風の影響で雨風が非常に強く、テレビの台風情報を見て過ごしお昼ご飯をご馳走になってから神戸の友人宅を出発。
本日はこの旅行の同行人と合流するため舞鶴のフェリーターミナルへ向かう。夜に合流の予定だったが台風の影響により船の到着時間が未定とのこと。
合流後米子まで行き宿泊する予定を変更し、舞鶴の道の駅で仮眠して到着を待つことに。
神戸→舞鶴
宿泊地:舞鶴の道の駅
138km
・8/16 [3日目] 舞鶴→米子 雨のち晴れ
朝5時。同行人から舞鶴に到着したとの着信で目が覚め、舞鶴フェリーターミナルへ向かい合流。
台風一過で晴れて急激に気温が上がる中、鳥取米子へ向け日本海沿いをのんびりと走る。
チェックインまでかなり時間に余裕があったので天橋立や鳥取砂丘での観光や、米子の市街地で買い物をしたりしつつ予約していた宿に到着。
この近所に友人が住んでいるのを思い出したので連絡してみたところ、一緒に晩飯を食べようということになった。友人と合流し皆で牛骨ラーメンとセットのローストビーフ丼を食べる。ローストビーフ丼が特に気に入ったので帰国後にまた立ち寄りたい。
舞鶴→米子
宿泊地:インターナショナルホテル皆生
走行距離:327km
半日ほど遅れてフェリーが到着。ここで同行人と合流
鳥取砂丘は曇っていても暑い。靴に砂が入るのが嫌だったのでサンダルで歩いた
ホテルにはロシア語の本が多く置いてあった
鳥取ご当地グルメの牛骨ラーメン
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・8/17 [4日目]
米子→境港(出港) 晴れ
一時輸出手続きは午後からの予定のため時間に余裕があるので米子市内の大きなショッピングモールで飲み物やおやつの買い出し。
(車を保税区域に入れる前に全ての荷物を降さなければならないのに何も考えず結構な量を買い込んでしまったため、数時間後の乗船時に苦労する事態に)
その後に通称「ベタ踏み坂」と呼ばれる橋を見に行きちょっとした観光をしてからDBSフェリー境港ターミナルへ向う。
到着後、税関職員の方と共に車のチェック等を行った後に事務所内で一時輸出手続きと乗船手続きを行い、往復分のチケットと食事チケットを受け取った。
ここで諸経費12万円ほどを現金で支払う。細かい費用等は別途まとめる予定。
待合室にいるとオートバイで大陸横断をするという神奈川のK氏と出会う。彼は60代とは思えないほど若々しく、仕事の長期休暇中にロカ岬まで行くというらしくその行動力がすごい。
海外での仕事経験が長いそうで今後の参考になるお話を色々と聞かせていただいた。
夕方になり職員の指示で保税区域に置いていた車を車輌甲板に運び入れ、待合室に戻って散乱していた荷物をなんとかまとめて午後6時の出国手続きを迎える。
思いのほか緩い荷物検査を通過し、大荷物を抱えながら狭くて長くて揺れる船外階段を登って行きようやく客室へたどり着いた。
フェリー会社のサービスでによって個室にグレードアップしてもらったおかげでウラジオストックまでの2泊3日を快適に過ごすことができそう。
夜は韓国料理のビュッフェ形式。種類は少ないが美味しい食事だった。
ただ、レストランへやや遅れて行ったのと、レストラン終了まであまり時間がなかったため慌てて食べる羽目になった。
これで埼玉の自宅から出発して4日目にしてようやく出国を果たした。成田羽田から飛行機に乗るのと違い、フェリーだと海外に行くという実感が全く湧いてこない。北海道行きのフェリーに乗っているような気分になってしまう。
米子→境港→日本海上
宿泊地:DBSイースタンドリーム号船内
走行距離:51km
通称ベタ踏み坂。車でも結構勾配がきつい
DBSフェリー境港ターミナル
ここで海外渡航用の国際ナンバープレートへ交換。帰国後のことを考えず封印を破壊
パスポートへの記載
車両は保税区域へ。左のコンテナの影にK氏のオートバイがある。
韓国の会社のためか、日本ではまず見ることがないKIA BONGO3トラックが敷地内にあった(写真右側)
この日の便の車輌は私とK氏だけ
出航。ゆっくりと日本から離れていく
夜は韓国料理。キムチがとっても辛い
客室はこんな感じ
#2 [5〜6日目]へ続く
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