マイカーで埼玉からロシア・バイカル湖へ(2019) #6 ハバロフスク〜チタ2100km区間のはじまり Zavitinsk
#5の続き
・8/23[10日目(ロシア5日目)]
ハバロフスク→Zavitinsk 曇り→雨→晴れ時々雨
この日からロシア横断道路で一番過酷と言われるハバロフスク〜チタ約2100kmを繋ぐRoute297を走る。沿線に村や町が点在しているようだが、この区間のほとんどはシベリアの森林を走る。
かつては道路自体がまともに開通しておらず、車を電車に載せるか延々とスタックしながら泥道を走らないとチタへたどり着けなかったとか。
先日と同じ様に次の宿が決まらないままハバロフスクを出発。市内は一方通行が多くやや複雑で、郊外に出るまで少し迷ってしまった。
ハバロフスクを出るためにアムール川を渡るハバロフスク橋は長大であった。まさか教科書で出てくるアムール川を自分の車で渡る日が来るとは思いもしなかった。
時々シベリア鉄道の線路を走る列車と並走。貨物列車はかなりの長さがあった。
西へ進んでいくと北海道の道東や道北を大きくしたような景色が延々と続く。スケールの大きさに感動していたが、街が全然無いのと景色にあまり変化が無い。次第に見飽きてきて眠くなりことがあった。
途中、モスクワーウラジオストク全線開通記念碑が目に入ったので寄ってみた。
ロシアのライダー二人組がおり一緒に写真を撮ったり、トラック軍団の一人が英語を話せたので色々話したり一緒に写真を撮って楽しいひとときを過ごした。
またしばらく何も無くなったが、午後5時くらいまで走ると道路沿いにカフェとモーテルを発見したのでそこに入った。部屋は空いているようで問題なくチェックインできた。ツインベッドの部屋で3000RUB(4800円)と思ったより高い。周囲に何もないからこんなものなのかもしれないが。
隣接のカフェで晩飯を食べた。ピラフとボルシチ、ペリメニが美味。
敷地内の駐車場に車を停めておけるのでまあまあ安心できる。最寄りの村からも距離があるからか携帯電波は圏外でWifiも無く、テレビのニュースを眺めながら紅茶を飲んで過ごした。
ここまでの道路はほぼ全面舗装されていたのでとても楽に進むことができた。以前にハバロフスクーチタ間が全面舗装されたという記事を目にしたので、1500km先にある都市のチタまで順調に進むことができるかもしれない。
しかしハバロフスクを出てから本当に何もない区間が長くて食事に困る。
ガソリンスタンドが100km以内にあるので走るのと軽食くらいはなんとかなるが、ハバロフスクで水や食料をちゃんと仕入れておいたほうが良いと学んだ。カフェもあまり見当たらないので食事が偏ってしまう。
Khabarovsk to Zavitinsk
宿泊地:Cafe Maxim Кафе Максим
Avtodoroga Amur, 95, Zavitinsk, Amur Oblast, ロシア 676874
走行距離:547km
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ハバロフスクの宿
教会が美しい
アムール川に架かるハバロフスク橋を渡りユダヤ自治州に入る。軍の監視があり停まって観光ができないのが残念
ときどき工事箇所があるが舗装状況は良好。白樺の木と真っ直ぐな道が北海道っぽい
徐々に標高が上がっていく
道中はこまめに駐車エリアが設置されているので休憩には困らない。ただトイレは……
出来たての舗装路。濡れると滑りやすいので注意して走行した
モスクワーウラジオストック開通記念の記念広場。ウラジオストックまで行くという二人組のライダーや長距離トラックの運転手と会話をした
部屋からの景色。カフェを出ようとしたら大雨が降ってきて濡れながら部屋に戻ったらすぐに止んだ
#7 [11日目(ロシア6日目)]へ続く
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