マガジンのカバー画像

マンガの話

60
素人批評
運営しているクリエイター

#雑記

雑感:藤本タツキ『さよなら絵梨』

ルックバックにつづいて、またもや単行本サイズの読み切りが世に放たれた。次の連載の準備期間…

残留思念
2年前
4

雑記:Helckアニメ化するってよ

マンガ好きを自認しているのだが、最近は高評価を固めているマンガしか読めていない。時間が限…

残留思念
2年前
8

『タコピーの原罪』:第10話の意味するところ

第10話を読み、少しだけ思ったことを。10話はあずまくんが救済されるという感動的な一話だが、…

残留思念
2年前
3

最近のマンガ読み雑感:ドラゴン桜、進撃の巨人、BECK

マガポケのナインナップが凄いことになっており、コツコツ読んでいる。 幾つか、軽い感想を。 …

残留思念
2年前
1

雑記:最近のマンガ読み

ちょいと最近忙しい。たくさんやることがあり、意識がとっちらかる。 忙しさの要因に理不尽な…

残留思念
3年前
2

マンガの楽しみ方が変わってきた

子どもの頃からマンガが好きで、中学高校の時は自転車で複数のブックオフを巡回することが趣味…

残留思念
3年前
10

ベルセルクの結末を妄想したら意外なルートにたどり着いた

本日報道があり、ベルセルクの作者である三浦建太郎先生が亡くなっていたことがわかった。現在、とても大きな喪失感に襲われている。 まずはベルセルクという途轍もない名作を産みだしてくださったことに敬意と感謝を表し、ご冥福をお祈りしたい。 ベルセルクは未完の大作となってしまった。自分はこの物語の結末を本当に楽しみにしていた。楽しみにするあまり、記事を書いてしまったほどだ。 とはいえ、こうなってしまった以上、三浦建太郎先生の構想していた結末は知ることが出来ない。以降の展開は読者が

『チェンソーマン』ブラック職場としての公安、社畜としてのコベニちゃん

藤本タツキと沙村広明の対談記事に面白いことが書いてあった。 僕は読み切りを描く時は大体怒…

残留思念
3年前
1

マンガに見る努力ー成長モデルの変遷とベイビーステップ

努力が下手だった中学高校と柔道をやっていたが、大して強くはならなかった。顧問がほとんど指…

残留思念
4年前
1

漫画評:『プラネテス』のロックスミスを考える

ロックスミスを”理想の上司”とするようなツイートを見てしまい脳みそが沸騰してしまった。ん…

残留思念
4年前
47

『鬼滅の刃』死を軽視しないダークファンタジー

実は、アニメを途中まで見ていて、何かテンポが自分とあわないような気がして脱落していた。戦…

残留思念
3年前
6

『狂四郎2030』近未来のディストピアが舞台でも、エログロがどぎつくても、とにかく純…

ジャングルの王者ターちゃんの作者が描く、エログロありの近未来SF。1998年に第一巻が発売され…

残留思念
3年前
3

『鬼滅の刃』と『ガッチャマンクラウズ』から考える、これからのヒーローの役割

先日、鬼滅の刃を通読し、とりあえず自分自身の素朴な感想を書いてみた。これは、何か作品を味…

残留思念
3年前
4

いがらしみきお『誰でもないところからの眺め』を解釈する

いがらしみきおと言えば『ぼのぼの』が有名で、次いで『忍ペンまん丸』だろうか。自分が小学校高学年ぐらいのころに、『ぼのぼの』の10巻を親がいきなり買ってきて、家族一同でハマった。独特のギャグセンスと、ちょくちょく挟まれる哲学的なテーマが好きだった。13巻ぐらいまで家族で共有して読み、自分が一人暮らしになってからは特に氏の作品は読まなくなった。 ただ、一つ気になることがあった。もうどこで読んだのか、まったく思い出せないのだが、以下のような批評を見たことがあったのだ。 じゃあ、