ちょっとだけスケジュール管理できるようになりました

　どうも、犬塚と申します。
　これまでストックフォトや写真に関する記事を書いていたのですが、今回はちょっと違うことを書いてみようと思います。

　というのも、自分はこれまでスケジュール管理が苦手で、作業はいつも行き当たりばったり。時々、それでは良くないと思って手帳なんか買ってきて予定を書き込んでおいたりするのですが、全くその予定通りに事が進まず、翌週には手帳を放り出してしまっていました。
　しかし、最近になってスケジュール管理に対する考え方を変えてみたら、どうにか「毎日スケジュールを立てて、そのスケジュールをふまえて行動する」ことが出来るようになってきたのです。

　そこで、今回はスケジュール管理が全く出来なかった僕が、多少なりスケジュール管理らしいことが出来るようになってきたきっかけと、そこから学んだことを書きたいと思います。
　僕のようにスケジュール管理が出来ない、続かない人の参考になったらいいなと思います。

予定通りに進まない！

　スケジュールって、せっかく立てておいても全然その通りに進まなくないですか？
　僕の場合はそうです。スケジュール通りにいったためしがありません。だから、一度はきちんとスケジュール管理するようにしようと思っても、すぐに「どうせスケジュールを立てておいたって、その通りにいかないし、面倒くさいだけじゃん」と思って辞めてしまっていました。

　けど、考えてみれば、物事が事前の予定通りに進まないのって当たり前のことなんですよね。思ったより作業に時間が掛かってしまうとか、約束の時間になっても会うはずの相手が現れないとか、むしろ自分が寝坊して遅刻してしまうとか、予想外の出来事なんていくらでもあります。だからスケジュールを立てておいたって、物事はその通りには進まない。
　スケジュール通りに仕事を進めるなんて自分には無理！

逆に考えるんだ
　　『スケジュール通りじゃなくたっていいさ』

　なので、あるとき開き直って、スケジュール通りに過ごすつもりゼロのスケジュールを立ててみました。そして、実際にそのスケジュールの日は、スケジュール通りに過ごすつもりゼロで一日過ごしました。
　そうすると、作業がスケジュール通りに進まなくても全然気にならなくなって、逆に自分のスケジュールを冷静に見直すことが出来ました。それで分かったのが、僕は「自分自身がこなせる作業量とそのスピードがよく分かっていなかったようだ」ということです。

　これまで、自分の作業がスケジュール通りに進まないのは、しょっちゅう予想外の出来事が起きるせいだとばかり思っていました。それも間違いではないのですが、同時に自分自身の作業量とそのスピードに対する見当違いもまた、自分のスケジュールを大きく狂わせていたのです。しかし、そのことに気づかずに実際には2時間かかる作業を1時間でこなそうとするようなスケジュールを立てていました。

　それでは上手くいかないのは当然なのですが、これまでは、自分のスケジュールを見返したとき、その日あったトラブルや、予想外だった出来事にばかり注意が向いて、スケジュールと実際の進捗の差をきちんと確認していなかったのです。

スケジュール反省会開催

　そのことに気づいてからは、毎晩寝る前にその日のスケジュールを見返しながら、実際の進捗とスケジュールの違いを確認するようにしました。そうして、自分は自分で思っているより食事に時間が掛かっているなとか、移動には時間が掛かっていないなとか、自分がどんなことにどれ位の時間を要するかを確認し、それをふまえてスケジュールの立て方を少しずつ修正していきました。

　すると、だんだんスケジュール通りに予定を進められることが多くなってきて、少しは時間の使い方が上手になったような気がします。

　とはいえ、予想外の出来事はしょっちゅう起きるし、その度に予定は狂います。なので、スケジュールはせいぜい「その通りにいったらいいな」という程度のものだと思うことにしました。
　そしてスケジュール管理は、スケジュール通りに作業を進めることより、その日のスケジュールを見返して、翌日のスケジュールをきちんと立てることを大事にするようにしています。

　どんなに上手く、綿密なスケジュールを立てておいたとしても、どうせ予定通りにはいかないので、出来る範囲で時間の使い方を上手にしていこう、という姿勢のつもりです。

スケジュール管理は一日にしてならず？

　スケジュール管理が上手く出来ていない人の中には、僕のように「自分が何にどの程度の時間を掛けているのか」が分かっていない人がいるかもしれません。そういう人は一旦、スケジュール管理が上手くいかないのを受け入れて、冷静に自分の立てたスケジュールを見返してみると、上手くいかない理由が見えてきたりするかもしれません。

　スケジュール管理は要練習。でも、当たり前のことであるかのように出来る人もいるんでしょうね。素朴にすごいなと思います。