素人でも編集で写真はこんなに変わる
どうも、相変わらずストックフォトの撮影・投稿をしている犬塚です。
これまでストックフォト、撮影用背景シートと、写真関連の記事を書いてきまして、今回はその流れで(?)写真の編集についての記事を書きたいと思います。
というのも、僕が写真の編集をし始めてからまだ2か月ぐらいなのですが、そんな僕がネットで使い方を調べて無料の画像編集ツールで編集しただけでも、写真のクオリティって全然違ってきます。それにある程度自分の思い通りに操作できるようになると、画像の編集作業はすごく楽しいです。最近は撮影した写真をストックフォトサイトへの投稿用に編集をする時間が毎日の癒しです。
これまで画像編集ツールを使ったことがない人が画像の編集をしようと思うと、最初は覚えなければならないことがあって大変ですが、簡単な操作から順番に覚えていけば素人でも色々と写真に手を加えることは出来ます。
なので、この記事では
①僕の写真の編集前後ビフォーアフター
②編集に使ったツール
③編集ツールの使い方はどうやって調べたか
を紹介し、素人でも編集で写真を魅力的なものにすることができるということをお伝えしたいと思います。
写真編集 Before & After
では、早速僕が編集した写真のビフォーアフターをご覧頂きたいと思います。
まずは編集前画像です。
窓際で撮影したてるてる坊主の写真ですが、あえて天気の悪い日に撮影したこともあって暗いです。加えて被写体のてるてる坊主は元々黄色だったのが古びて色が落ちている上、汚れも付いていてちょっと小汚く見えてしまいます。
なので、編集でてるてる坊主の汚れを落とし、黄色はきれいさっぱり抜いた上で明るさをプラス。そして、これは梅雨をイメージした写真として撮影したものだったので、梅雨らしく湿っぽい雰囲気を持たせるために青いフィルターをかけることにしました。
そうして編集したものがこちらになります。
てるてる坊主は真っ白になって、まるで新品。明るくなって、なんだか編集前よりもニッコリしているようにも見えます……かね?
実は目と口の輪郭をハッキリさせるような編集も行っているのですが、形は変えていません。青いフィルターのお陰もあって、個人的には上手く事前にイメージしていた通りの雰囲気に仕上げられたと思っています。
これをご覧になってくださっている方にも、編集前と比べると良い雰囲気になったと思って頂けるのではないでしょうか。
無料の画像編集ツール "Photopea"
では、どうやってこのような画像編集を行ったかですが、それには "Photopea" という無料で使える画像編集ツールを使用しました。
Photopeaはブラウザ上で動作するオンラインエディタで、画像編集ソフトの超王道Photoshopの簡易版のようなツールです。Photopea のサイトにアクセスすれば誰でも使えて、会員登録や利用料金といったものは一切かからないので、誰でも使うことができます。
↑ Photopea のスクリーンショット
(https://www.photopea.com)
Photopeaの使い方 ≒ Photoshopの使い方
とはいえ、使い方が分からなければせっかくのPhotopeaも役に立ちません。ですが、この点に関して非常に有り難いことに、PhotopeaはPhotoshopと使い方がほとんど同じです。Photoshopを使ったことがない僕になぜそう断言できるのかというと、僕はPhotoshopの使い方を調べてPhotopeaの操作方法を学んだからです。
ウェブで検索しても、あまりPhotopeaの使い方を解説してくれているところは多くないように思いますが、Photoshopの使い方であればいくらでも情報が手に入れられるかと思います。そして、それらの情報の多くはそのままPhotopeaに流用できるのです。
中にはPhotoshopでは出来てもPhotopeaでは出来ない操作もありますが、基本的な編集はPhotopeaでも出来るようになっていると思います。なので、ウェブでPhotoshopの使い方を調べれば、Photopeaを使って無料で画像編集が出来てしまいます。
オススメの画像編集入門
ちなみに、僕は御園生大地さんという方が書かれた「Photoshop 色調補正ゼミナール」という記事でPhotopeaの使い方を勉強しました。タイトルの通り本来はPhotoshopで画像の色調をコントロールする方法を解説した記事なのですが、ごく一部を除くほとんどの内容をそのままPhotopeaに流用できました。
加えて、この連載記事は「これさえ読めば、何も知らないところから、デジタル画像を完全にコントロールできるようになれる」ことを目標に、「画像全体の明るさの調整のしかた」のようなごく基本的なことから丁寧に解説されています。一方で初心者には難しいと思われる要素は、適宜省略したり嚙み砕いて説明してくれたり、おまけに語り口も堅苦しくなく、これ以上ないのではないかと思うほど初心者フレンドリーな内容になっています。
そういうわけですので、もしこれから画像編集やってみたいと思う方がいらっしゃいましたら、その入門ガイドとして「Photoshop 色調補正ゼミナール」をおすすめします。正直言って、この色調補正ゼミナールを紹介したくてこの記事を書いているようなところがあります。それぐらい良い連載だと思います。
○Photoshop 色調補正ゼミナール
http://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/color/?page=3
せっかく写真を撮ったなら、編集しないと勿体ないかも……
写真は編集で驚くほど変わるし、変えられます。僕程度のレベルでもそうなのですから、上級者ともなれば自由自在にデジタル画像をコントロールできることだろうと思います。
画像編集ができれば、それまではいまひとつだった写真を魅力的な写真に、もともと魅力的な写真はより素晴らしい写真にできるだろうと思います。それに必要なツールはネット上にすっかり揃っていますので、この記事を読むことができる環境のある人であれば、誰でも挑戦できるかと思います。
せっかく撮った写真なら、編集しないと勿体ないかもしれません。
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