年齡について


対象が年下か年上か
あなたは決まっているだろうか。

絶対年上、絶対年下、
それは譲れないという人も多くいるゲイの世界。
上でいたいのか、下でいたいのか。
わりとはっきりしているせいかもしれない。
対等なんて言葉の一定数は
建前であることは既知の事実だろう。

BDSMの相手に関しても
さほど違いはないように感じるが、
そこはさすがの倒錯の世界。
強いこだわりを持つ人間の割合は外界とは桁違い。

倒錯に倒錯を重ねて、
重ねられるだけ重ねるつもりですか?
って問いたくなるような人もいるわけで。
変態は追求しすぎると危険な面もあるので
線は自分で決めて自分で引きましょう。

昔からよく見聞きするのが、
年下の主人を求めるM男。
ゲイでBDSMで、
さらに重ねたい倒錯がこれです。
心理は理解できる。
年下にひれ伏す自分、そこに興奮するんだろ?

「強いものに従わされる」と
「弱い(年齡の事実に基づく上下関係)ものにも従わされる」の違いは視線の違いが関係している。
後者は、最後に「自分」とつく。
なんとなくでも理解してもらえるだろうか。

それが本当の性癖なんだとしたら
エゴマゾなわけでもない。
誤解はされるかもしれないが。

性癖とはegoである。


S側で絶対年下と絶対年上を比べれば
間違いなく絶対年下が多数。
理由を書く必要もない。
若い子が好きなのはどんな世界も同じ。

俺はなんでもいい。
年齢なんてただの記号だから
なんてことは言わないけど、どっちでもいい。
言い方を変えて正確に伝えるなら
どっちの良さも好きということ。
上には上の、下には下の良さがある。

上の良さは、
先述した逆の立場からの視線。
自分より年上の男が
俺にひれ伏しているという興奮。

下の良さは、
なんだろうな、かわいいかな笑。
育ててやりたい、教えてやろうという心理か。

なんでもいいと言うと
節操のなさが前面に出てしまうので
どちらも好きとこれからは言っていこう。

数年前に諸事情で関係を終わりにしたポチが
また仕えたい旨の連絡を寄越してきた。
そこまで深く調教したわけでもないが
愛着のある犬。

そんなポチは俺よりも20才若い。
普段はあまり食指が動かないほどの
年下だが素質はあると見込んでいる。

若いからかわいいのか。
ポチだからかわいいのか。

若いことになんのプラス要素もないか?
と問われればそんなことはないが、
若いことへのこだわりはない。

言葉が強めになって申し訳ないが
短絡的で感情的で思慮が浅いガキは好きではない。そうじゃないガキは嫌いではない。

まとまりがなくなってきた。
お開きにしよう。
では、また。


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