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病気の話

人間長く生きてくると様々な不調に苛まれる。私の場合は大体なにかの不調があったが、投薬と睡眠と気晴らしでなんとか動いてきた。病気や体調に関して周りの理解がない時代、不調でも動くのが当たり前な空気の時代を生き抜いてきた訳であるが、正確な情報選択や収集、的確な医療施設の選択、自らの体調や精神的な思考の管理が非常に大切だと考えている。

結婚し親になった場合は自分だけではなく子供の健康管理や行政が決めているワクチン接種の的確な履行、記録などもマストである。自分だけではなく、親族の健康も考えていければ満点なのだけれど、そのヒトそれぞれの考え方もあって説明や付添いは非常に労力がいる。幸い情報ソースが手に入れやすい世の中になってはいるので、しっかりと理解しこれから起こるかも知れない未来に対しての備えと考えて戴ければと思います。

・幼少期 とにかく風邪をひきやすかった。それに加えて慢性的な鼻炎、胃腸不良なども繰り返す。学校の体育の授業では「めまい」は日常茶飯事。ただ時代的に水分補給も日陰で休憩もできなかった。今現在の指標で考えると恐ろしいとは思うけれど、それが普通だった。指導者を批判するつもりはないが、情報や要綱が脆弱な時代だったのだろうと思う。エアコンなどの温度管理機器も普及していなかったのだから仕方ないですが・・・。

・川崎病 かかりつけ医の心電図判読で指摘された事項。今でも若干のST低下、高電位などは散見されている。無治療で放置。

・異型狭心症 高校生の頃。突然の胸痛発作で受診。24時間心電図(ホルター心電図)、心臓カテーテル造影検査などを経て投薬治療したが寛解せず。労作狭心症ではなかったので困った状態になることがある。今は無治療だが、不整脈が出る事もあり、発作時は座って様子見している。3回目の心カテでステント留置。脈をとる、呼吸苦や冷感呼吸感覚(冷たい空気を吸っている感覚)が出たら注意しています。

・躁鬱〜双極性障害 トリガーは環境因子。休職〜退職〜転職&休息、投薬減薬にて寛解状態になったが色々なモノを失う。とは言え、環境を変えない限り寛解はなかったと思う。今でも豆腐メンタルですけどね(服薬はしていません)。実際に自分自身も大幅な思考変化や行動変化を行いました。今の健全な自分があるのはこの病気の経験も活かされていると思います。ヒトへの優しさや共感は経験が大事です。感謝と援助、持ちうる知識の増加による思考の厚みは自身の力になると思います。もし周囲にシンドそうなヒトが居たら、話を聞くだけ聞いてみて貰いたいのが精神的な疾患に対する動きだと思います。苦しみや悲しみは吐き出すことでだいぶ支えになるのですから。自分がそうなったらどうして欲しいかな・・・って想像力が大事なんだと思います。

・慢性関節リウマチ リウマチと言うと高齢者で女性が多いイメージかと思いますが、私は20歳代男性で罹患しました。今でも定期的にクリニック受診、服薬継続中です。原因は不明。メインの投薬はメトトレキサート、ボルタレン、プレドニン。朝の痛み、指のこわばり、関節軟骨の減少による労作時の痛みなど全身の痛みがキツイです。生物製剤もありますが高価なため断念中。

日々報道される感染症。これに対抗するためには基礎疾患の的確な理解と抵抗する力や予防する対策の履行が必要かと思います。その為には昔のヒト達の生き方も参考にしています。毎日の生活リズムや体内環境の調整、特に陽の光を意識して動くと体内カレンダーも維持しやすい。見た目より実をとって生きて行きたいものです。

※このエントリを書こうか悩んでいましたが、備忘録として記述しました。

※写真は街の野良猫さんです

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