グッズ制作は推しへの愛、の話。
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推しへの愛情表現。
今回のグッズ制作はそのひとつだと思っている。
この日公式より発表した看板猫タタミのグッズは、スタッフたちによるタタミへの愛の結晶だな、と感じた。
道程を振り返ろうと思う。
遡ること1月はじめ。
mtgにてスタッフのひとりが「2/22は『にゃんにゃんにゃん』だから猫の日なんです」と教えてくれた。
それを聞いた僕の頭のなかに「タタミのグッズを作りなさい」という声が聞こえた。
神のお告げというのはいつも突然。
はっはっは、インハウスデザイナーとしてやりますよ。
早速Slackに「企画段階なんだが、猫の日イベントをやるとしたらグッズを作るけど、何か案あるか?」という趣旨で聞いてみたところ「缶バッジ!」「アクスタが欲しいです」「マフラータオルやランチェキが良いのでは?」「それはいいね!」などとスレッドが盛り上がった。
おお、すごい盛り上がりだ。みんな売り上げ伸ばしたいんだ…ありがとう…しかしみんなすごい具体的だな…。
ともかく絶対に企画を通すという使命のもと、やる気が湧いた。
1月中ごろ。
立案からデータ制作、告知、販売etc…までを逆算して、誰に何を頼むのか、何を自分が担当するのかのスケジュールを引いた。
また、予算がどれほど出るかを社長に問い、限られた予算で制作できるものを絞った。
あれも作りたいこれも作りたい…断腸の思いで3つにし、販売代金から粗利まで、具に計算した企画書を見せたところ一発OK。
「みんな、企画通ったよ!」とSlackで伝えると「GJ」とついたスタンプがめっちゃ押されてた。
グッズ制作の話を10年来の友人、肥沼くんに伝えたところ「すごいじゃん、でもチェキとかアクスタってはじめて聞いた。何それ?」と言われ(あれ、馴染みのない単語なの…??)と不思議に思った。
それもそのはず、
今回告知画像を作ってくれたスタッフさんはジャニーズのヲタク。
チェキ用の写真提供をしてくれた学生スタッフは女性アイドルヲタク。
グッズ案を出してくれたカツアキさんは研究員(BiSヲタクの名称)でお盟主様(BAND-MAIDヲタクの名称)。
僕ことけんていは、ラブライバー(絢瀬絵里、星空凛)、我那覇響のP、そしてでんぱ組.incのヲタク。
そう。
喜楽湯スタッフにはアイドルヲタクが多いのである。
グッズ案に盛り上がりを見せていたのも、「そのグッズなに?」とならず、ペラペラと会話(ヲタク特有の早口)が成立していた理由は、チェキもアクスタもアイドルグッズの定番アイテムだから。
納得。チェキもアクスタも共通言語だったってワケね。
「タタミのグッズを作りなさい」というお告げに続きがあったら「お前の会社のアイドル、タタミを担げ」だろうな。実際うちのアイドルだし。いつも可愛いし。癒しをくれるし。
僕はなんだかデザイナーの業務というより、タタミの1ヲタクとして「グッズを作ることがタタミ…いや推しに対しての誠意だろうがッ!!!!!」と心の炎("ほむら"と読んでくれ)が燃え盛ったのだ。
1月後半〜2月中頃
グッズデータの進捗にすったもんだはあったものの「推しのグッズを出すぞ」の一心で頑張り、販売告知までに間に合った。
実家にてチェキの生成も行った。
合計70枚、レアは幼少期のタタミ。
果たして当てる方は出てくるのか…?
そして今日に至る。
アイドルヲタクのスタッフたち。
アイドルヲタクでなくとも手伝ってくれたスタッフさんたち。みなさんほんとありがとうの気持ち。
推しへの愛、というか『推しのタタミへの日頃の感謝の気持ちの現れ』というか。
銭湯来てアイドルのグッズ買う文化がもっと根ざせるように、これからも推しへの愛を忘れずにいたい。タタミグッズの制作をこれからもしていきたいと思った。
本筋の話とは関係ないが、元スタッフのかなさんは筋金入りのハロプロヲタクだったし、元掃除スタッフのりょうたも坂道(乃木坂)ヲタクだった。
喜楽湯にはアイドルヲタクが集まりやすいのかもしれない。他にもいるかもしれないのでスタッフさんともっと会話しようと思う。
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