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一匹?多頭飼い?どっちが良い?《猫編》

仲良く猫団子になって眠る猫ちゃん達。

一匹でも可愛いですが、お友達がいたら仲良くしてくれるかな、と考えてしまうことってありますよね。

一匹で飼っていると

『もう一匹いた方が良いのかな』

既に多頭飼いをしている場合は

『仲良しなのかな?』

と気になることはないですか?


もちろん仲良くしてくれるのが一番ですが、実は猫ちゃんの多頭飼いでは

・親子や兄弟なのに同じ部屋にいられない

・ケンカが絶えない

・いじめられてしまう子がいる

などうまくいかないケースも多くあるんです。


こんなはずじゃなかった、と後悔しないように

①多頭飼いが向かない猫の特徴

②良い相性、悪い相性

③多頭飼いをはじめたら

④一匹で飼うと決めたら

についてお話しします。

①多頭飼いが向かない猫の特徴

・高齢猫

もともと気ままな猫ちゃん。長年一人で気ままに生活していたところに新しい子が来ると大きなストレスになってしまうことがあります。

・警戒心が強い

警戒心が強いと新しい猫を敵と認識してなじむのが困難な場合があります。

・社会性が低い

お客さんが来ると隠れてしまう、動物病院で他の動物を見た時に怯えたり攻撃的になってしまう子は社会性が高いとは言えません。

新しい子の存在がストレスになってしまうかもしれません。

・人への依存心が強い

人が大好きな猫が重視しているのは人との関係なので、猫同士の付き合いは苦手かもしれません。

新しい子が来たら飼い主さんに愛情を取られた、と感じてトラブルになることも。

②良い相性・悪い相性

良い相性

・異性(特に先にオス、あとからメスが一番受け入れてもらいやすいです)

・年齢が離れすぎていない(5歳以内位が理想です)

・子猫同士(同じ時期に飼い始められたらずっと仲良くしてくれる可能性は高いです)

悪い相性

・同性(特にオス同士はケンカに発展しやすいです。メス同士も合わない時は徹底的に合わないことが多いです)

・老猫と子猫(子猫の相手をしすぎたり、しつこくされて疲れてしまうことがあります。)

③多頭飼いをはじめたら

先住猫をたてる

猫ちゃんにも嫉妬心があります。

新しく来た子ばかりにかかりっきりで先住猫さんを構ってあげないといじけてしまったり、体調を崩すこともあります。

新しく来た子は飼い主さんと先住猫さんとの関係を見て学んでくれることもあるので、先輩として先住猫さんをたててあげましょう。

④一匹で飼うと決めたら

猫同士の社会に必ずしも適応しないといけない訳ではなく、中には一人っ子が向いている子もいます。

ただ、他の猫がいたら得られる可能性の高い刺激や運動を飼い主さんが与えてあげられるよう退屈させない暮らしが必要です。

遊ばないからと諦めず、その子の好きな遊びやコミュニケーションを見極め、満足度の高い生活を送ってほしいですね。


結局一匹と多頭飼いどっちが幸せなのか?

実際のところは猫ちゃんに聞いてみないとわかりません。


愛情や経済的なこと、時間、スペースの確保なども考慮して猫も人も幸せになれる生活を手に入れたいですね。



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