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犬と猫と一緒に寝る幸せ。【飼い犬&猫編#1】

 うちには私の子どもというつもりで同居している生き物が『3』います。息子、犬、猫。

 息子は中学生アスリート。犬は盲導犬になる筋から外れたキャリアチェンジ犬。猫は他所のガレージで生まれた保護猫。

 犬とトレーニングがてら散歩をする、猫の居場所をおやつが貰える前提で探す、掃除機が迫ってきたらひっくり返り吸引グルーミングするなど、少しずつひとりひとりの役割やルール、ルーティンを作りつつ暮らしています。

 ルールの一つとして、犬と猫と人間の三者が一緒に寝ることができる場所を限定している。それは、

 息子のベッド。

 犬の抜け毛のケアを考え、犬には他のベッドに乗ることは遠慮してもらっている。
 家族はみんな犬と猫と一緒に寝て癒されたいのだが、我が家では、思春期の息子の特権としているのです。しかし、

 息子は数日、遠征で不在。

 空きベッドは私が使うことにした。
 久々に使う息子のベッドは、なかなか『深い』においがする。今年に入り、私の身長を追い抜いたのだから、順調に成長しているということで、喜ばしいことと考えよう。

 その犬と猫。いつもの儀式なのか、ベッドに乗りクンクンとにおいを嗅ぎ、いつもの場所を確かめる様に丸まる。
 私の足にマズルを乗せ、全身をくっつける様にして寝る犬はフットウォーマー。左腕にアゴを乗せ、脇下で長くなって寝る猫はボディウォーマー。

猫が来てすぐの頃のベッドの様子


 あったかい。すぐ眠り落ちる。

 息子が寝る時、半袖になりたがっていた意味がよくわかる。犬と猫と寝る時は、独寝時より薄着が良さそう。

 温もりとふわふわした肌触り、不快ではないケモノ臭は、私の心を軽くし、優しい気持ちにリセットしてくれる効果がある様に感じる。

 おなかへの重みで目覚めたり、寝返りが自由にできなかったり、犬と猫の場所取りに意識を取られたり。不自然な体勢が続くためか、朝までの熟睡は叶わない。

 しかし、この多幸感。

 どこから来るものなのか。これからも続く暮らしの中で、答えを探していくとしよう。

 ありがとう、日常。

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