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優先順位は「基準」と「行動」次第...かな

この春から新しく社会人として仕事をし始める人たちもいるでしょうし、すでに社会人生活10年だぜ、なんて人もいるだろうし、ぼくみたいにフラフラしながら「一応、社会人やってます」って人もいたりして、なんだか面白いなと思うのです。

それらを一律に語ることなんてできません。ぼくの場合は語って欲しくないと言うのが先に立っているのかもしれません...!

ぼくみたいなピヨピヨした奴が社会人を語るべきではないだろうし、それをしたところで何も有益な情報が出てくるわけではないのですが、これまでに起こしてきたしくじりを基に履歴をシェアすることぐらいはできます。いわゆる社会人生活ってのを過ごしてきた中で、うまくいったことが少ないからこそ、その中で踠(もが)きつつも工夫してることを書いてみたいと思います。

優先順位って、ある。

仕事でもそうだし、生活の中でも「優先順位」ってあります。

「これは○日までにやらなきゃならない」とか「この書類は残り2時間で先方に届けなきゃ...!」とか「この内容なら今すぐ必要ってわけじゃない」とか、おそらく生活をしている中で、それなりに意識しているんですけど、ついつい蔑(ないがし)ろになってしまうもの、それが優先順位って奴です。

優先順位って何で決めるのかっていえば、基準に照らし合わせた上で論理的に、機械的に「やるべきこと」を決めて実際の行動に変換すべきことの順位付けをすることなのです。順番を決める際には注意点もあり、何でもかんでも機械的に取捨選択をしまくっていると、他人は自分に対して人間味のない印象を抱かせてしまいます。

これって、伝え方や見え方の話です。どう伝えるのか、を考えられる人は「なんでできないのか」と言う前に「どうやったらできるのか」を考えた上で他人に接してあげるようにすると、接し方として前向きになるため、印象がガラッと変わるため、意識してみるといいとすら考えているのです。

ぼくとしては、自分自身がそういった態度をとってきたし、取られてきたからこそ気になってしまいますし、それが「場の空気」を左右するものだとしたら明らかに悪くする空気感が蔓延してしまうような場所は、望んで足を運びたくなるような人は決して多くはないでしょう。

ただ、その空気感が前向きで支援的な空気や雰囲気なのであれば、「優先順位の共有」と「仕事の進捗」がリンクしてくるように思います。

優先する順番の基準

じゃ、優先する順番をどうやって決めるのか。

ぼくも一応は社会人をやってきているので、数々の失敗を乗り越え...乗り越えてきたかどうかは置いておいて、「優先すべきこと」と「優先しなくていいこと」の間で揺れ動いてはきたのです。

その中で優先順位に影響を与える要因ってなんだと聞かれたら、「危険性」「時間」「影響の規模」の3つをあげますし、ぼくはこれを元にして優先順位を決めています。

「危険性」
危険って言葉は割と強い言葉なので使うのに躊躇したのですが、命の危険もそうだし、体を怪我することだって危険の中に入ります。もしくは精神的な傷を受けてしまうこともそうだし、とにかく自分を含めて、自分以外の人間や自分との関わりがある人が傷つく可能性があるかどうかを判断します。

個人だろうが、法人だろうが関係なく、その仕事や取り組みをしないことによって生じるポジティブな要素やネガティブな要素が"強く"、"色濃く"反映されてしまうのであれば、優先順位を押し上げる必要があります。

「時間」
緊急性って言い方に変換することもできますが、残りの時間がどれぐらいなのか、その中で自分がそこに割ける時間はどのぐらいあるのか。残り時間と割ける時間、そして、割いた時間の中で自分の発揮できるパフォーマンス具合...

それらを天秤にかけては「ああああああ!時間がない!!!!!」みたいなことになってしまうことがほとんどなのですが...

「影響の規模」
その仕事や用事をしなかったことによって起こる影響はどこに、どんな風に広がっていって、最終的に自分に対してのしっぺ返しは何が予想されるのか。夏休みの宿題をやらずに登校をしたら先生に叱られるだけで済むかもしれませんが、会社的に力を入れていたプレゼンの日までに資料を仕上げなかったら全社的に非難を受ける対象になりかねません。

そんな風にして、どんな影響が何を起こすのかを想定してみることで優先順位に対する変数になります。

優先したいのに優先できない...

仕事をしていると、電話がなったり、メールやチャットの通知が届くことによって、新たな事柄が舞い込んでくることが多々あります。それによって発生する雑務が溜まりに溜まっていくと、優先順位を優先したい順番通りにこなせなくなってくることもあります。

雑務みたいに自分以外の人間が進めた方がいい案件みたいなものは、それを進められる人間にパスするなりして誰かの手に渡してしまった方がいいですし、その場で即座に処理できるものがあるのだとしたら、即座に済ませてしまうことで「やるべきこと」が溜まらない状態を作れれば本質的に優先させたい事柄に対して向き合う時間を作れます。

いや、本当、たくさん生じてくるんですよね、雑務。

それをしなければならないことも理解しているからこそ、それに圧迫をされてしまうことは本末転倒なわけで、それによって「時間がない」と述べるような状態を作ってしまうのではなく、即時的に処理できることはスパーンとやってしまう、もしくは即座に進められる人にパスすることで滞りなく物事が進められるようになります。

がんばろ

こんな風に書いていたとしても、なかなかうまく思うようには進められないことだったあるし、そんなことばかりです。ぼくの場合

やっと最近になって、自分ができる範疇を把握してるからこそ、どうやればいいのかを考えるようになりました。ちょっとだけ考えられるようになってからは、割とスムースに物事を進められるようになっている実感があります。全てがうまくいっているわけではないけれど、それなりにうまく回っているような印象を自分自身に対して受けるのです。

優先順位ってのは決めるのに基準がいるし、その基準を他人に引いてもらうよりも自分で引いた方が早くなるので、慣れが必要なこともあるのですが、他人に引いてもらったものを実体験すれば自分のものになるものでもあります。

新しく社会人になる人もいれば、新たな環境で気持ちを入れ直してやって行こうって人もいると思いますが、引き続き、がんばろ。


と、こんなことをツイートしてます。


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