見出し画像

#にいがたSNS勉強会 第一回目を実施しました

いろいろと世の中自体がしんどい方向に進んでますね...。新型コロナウィルス関連の騒動・混乱がいつ収まるかを現時点でわかっている人はいませんし、いつまで何をしていたらいいのか、という道標みたいなものを提示できる人もいません。

WHO(世界保健機関)とCDC(米国疾病予防管理センター)でマスクに対する見解が異なっていたりしていますから、専門家が寄り集まっていたとしても、見解が一致できないほどに混乱を生じさせてしまうような事態なのだということは理解できています。

専門家ですら混乱を極めるような状況の中で、情報収集をいくらしたところで眉唾物の情報にしか行き当たらないかもしれませんし、それをむやみやたらに他人にシェアすることは害悪になるのかもしれません。そう考えると、ぼくができることは「他人に感染させないよう」振舞うことと、「他人を混乱させないこと」なのだろうと思えてきましたし、そうすべきだと考えています。

そうなると、なかなか新しい動きをするのも敷居が高くなりますし、人との接触が生じる機会を設けることが憚(はばか)られる状況にもなってきているのですが、この時期に自分が何をするのか、何を溜め込んで置けるのかを考える必要があるよな...そう考えてます。

ぼくとしては少しでも知見なり、思考体験自体を増やして血となり肉となることをしていないと不安まではいかないまでも、落ち着かないのもあるのですが、昨年末からやろうと思っていた取り組みを、やっと現実としてやることができました。

というのが、#にいがたSNS勉強会 な訳です。

目的

大層な目的はありません。が、ぼくが主催したイベントに登壇してくれた五勝出さんが出された書籍、『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』と『僕らはSNSでモノを買う』を題材としながら、ソーシャルメディアを「上手に活用するための姿勢や態度」について学びを深めていくことを主眼としています。

「上手に活用するための姿勢や態度」

上手に活用するため、としているのには理由があって、どうしても向き不向きがあるだろうと考えていることにあります。ソーシャルメディアを活用しようと思えば思うほどに、サービス精神が求められますし、見方によってはエゴイスティックな態度なり姿勢が出てきてしまうモノです。

それがどうしても肌に合わない、なんて人もいるとは思いますので、そもそもソーシャルメディアの文脈に沿った人が活用する場合を想定し、「上手に活用するための姿勢や態度」についての学びを深めていきましょう、としました。

第一回目を終えて

イシマルさん(finch design)と別件で話をしている中で「勉強会やりたいですね、やりましょう!」となったことが発端でしたので、イシマルさんを中心に3名でこじんまりとはじめたのですが、なかなかどうして、話があちこちに飛びながらも、深く入っては浅瀬に出たり、浅瀬に出て周りを見渡して木になるところがあれば深く入って...と意見交換を繰り返しているうちに、あっという間に120分を超えてしまいました

ソーシャルメディアを利用することで、ぼくたちは何を得たいと思っているのか。

サービス精神とエゴイスティックの間にあること自体に価値があるのか。

「広告」に対しての嫌悪感を抱いてしまうようになったのは何故か。

個人文脈って。

他己紹介ができることの利点、よさ。

言語化の必要性と必然性。

これらの話題を行ったり来たりしながら、それぞれの抱えているソーシャルメディアに対しての認識や見識をぶつけ合いました。

結果として、収集がつかなくなってしまったことと、特にまとめるようなこともせずに終わらせました。特に「まとめる」ことをしなかったのには理由があって、まとめる必要がないな、と話を進めている中で感じたからです。

ぼくはこの勉強会で、方向性を統一したいわけではありません。

それぞれに抱えている思考や思想があり、それを背景にした運用がされるのであれば、それでいいと思っていますし、ちょっと意見をぶつけ合ったからといっても方向性を揃えて邁進しましょう、とするモノでもないと考えています。

ただ、ベースラインの確認をしたいと思っていること、そのベースラインの解釈にはいろいろとあるはずなので、それをリアルに体験すること。それが誰にとってもいいとは言いませんし、いうつもりもありません。

ただ、ちょっと面白い取り組みができたな、と少し満足しているところです。

またやります。


そんなぼくのメインはTwitterです



最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!