おばあちゃんの優しさだけでは何ともならなかった夜。

お寺の方(父方)のばあちゃんと
塗装屋の方(母方)のばあちゃんが
いまして、お寺の方のばあちゃんの話。

お寺は住んでる家から少しだけ離れているので、行く時は親に車で連れて行ってもらっていました。

川沿いにあるお寺。行く途中、川のカーブを過ぎるとお寺に到着。そのカーブにはガードレールに

【スピードおとせ】

って書いてる幕がくくりつけられてて。

小さい頃はずっと「おとせ」が「おっとせい」に見えてて、その川にオットセイがいると信じてやまなかった可愛い僕ですが。

自転車に乗れるようになったチビ石田は自転車でお寺に行ってみたいと主張!母、姉と自転車で出発!!

そんなに遠くないので今となっては速攻着くのですが、チビ石田としては初の遠出。

持ち前の慎重派で安全運転。まだまだその頃はあぜ道も多くてガタガタなりながら到着!もちろんオットセイの生存も確認つつ。が、もちろんその日も確認は出来ず。

ただあの川には何かいるを信じすぎて、その川でデカいワニとか、海竜とかが泳いでる夢を何度も見たことがあります。

たくさん見た夢ランキング1位ですね。

2位は大人にになってからいっきにランキング上位に上がってきた。

「車の運転してて交差点に近づいてきたからブレーキ踏んだら全然効かなくて交差点突入。」

怖い!!!!

「ごきげんよう」の前説をしていた頃、オープニングコーナーで夢占いの先生がきていて、リハーサルで先生に聞いたら…

『他人を信じてない人ですね。』

と言われました!…当たってるかも。

話は戻り
まだまだ他人を信じていた頃の時代。

しっかりお寺に着いて。山にあるお寺だから広過ぎる敷地を満喫しまくり!

当時の個人的ブームは
「墓地に落ちてるBB弾を集めまくる。オレンジと黒以外があったらめっちゃ嬉しい」でした。

今でも実家に集めたBB弾が箱に集まってます!

当時は宝の山だ!って思ってたけど、よく考えたら墓地でエアーガンで遊んでる人達がいたってことだからとんでもねぇなぁ!!!!!

虫取りしたり、無限に本堂を走り回ったり気づいたら夜に!

さぁ帰宅です!
ばあちゃんと、物心ついた時には寝たきりになってたじいちゃんに別れを告げ。
田舎の暗闇に自転車を走らせます、が!!!

今の時代そんな自転車あるかわかりませんが、私の自転車にはライトがついてない仕様!?

「それは危ないねぇ。」と心配してくれた、ばあちゃんが「これ持っておいき!」と。

懐中電灯を。

そりゃ暗闇には懐中電灯で間違いないです!

それを自転車のカゴに入れてくれました。
おばあちゃんの知恵袋です。さすが!ありがと。

「川の方は危ないけん真っ直ぐお帰り。」

お寺を出発して右に川沿いに行くとオットセイのカーブ。暗闇でカーブなんてと心配してくれ優しいおばあちゃん。

寺を出て真っ直ぐルートは下り坂になってます。
左右は田んぼ、夏の時期で水がはってます。カエルげこげこ。

さあ帰宅だ!
先頭母、2番手姉、最後尾僕。

おばあちゃんの優しさ懐中電灯はカゴの中で進行方向を照らしてくれてます。

「ばあちゃんバイバイ!」

も、つかの間
坂を降り出してすぐカゴの中で懐中電灯が
カンカラコンコロカンカンコロで暴れて回ってます!コンコロカンカンカンで秒で前を照らしてません!!!!

えええええええええ!!!!


で、灯りを失った僕は左田んぼにドーーーン。

そこからの記憶はあんまり無くて、左太ももをめっちゃ擦りむいたことだけ覚えてます。 

これは嘘ですが、カエルたちが「カエル途中に何やってんだか?」って言ってました。げこ。

いつか孫が出来たらライトがついた自転車買ってあげるか、懐中電灯ガチガチに固定してあげよ!

今でもカゴの中の躍動感は忘れません。



よろしければお布施をお待ちしております🙏