ホワイトすぎる日本の病院
ある時ホワイトすぎる日本の病院で働いていたことがあります。その驚きの実態について紹介します。
その病院では、当直は時間外勤務となるので時給で支払われるため、まぁまぁな額になります。まぁもちろんお金をもらっても寿命を削るようなものなので当直をしたくない先生は免除の契約をしていました。
待機代もありました。電話対応すれば、時間外書いてよし。もちろん病院に行けばその分時間外出ます。シフト制でなく主治医制だったため、24時間いつでもオンコールというところが改善余地ありかとは思います。
有給は夏休みを入れると25日。とは言っても長期休暇の連続取得日数はほとんどの先生が土日から平日さらに次の土日の9連続が最大かと思います。夏は皆取っていました。科で担当患者さんを振り分けて休暇の間は完全フリーです。
普通の有給とは別に、体調不良時には有給の病欠休暇を取れます。有給は時間単位で申請できるので外来や検査がなければ当直明けに1-2時間病棟の必要業務をしてから有給を取るということが可能でした。
扶養手当、通勤手当、住居手当あり。病院に保育園もあり。イケメンイクメン医師はお子さんを毎日送り迎えしてましたね。
学会は発表しなくても年に5回まで旅費・参加費が出るというなんとも贅沢な制度。まぁ、医師に切磋琢磨してほしいからですね。
医局派遣でしたので長く残ることはできませんでした。
こんなに条件が良くても人は集まらないようでした。今はどうなのかな。ドイツに残る予定ですが万が一ドイツから帰ることになればまたこの病院で雇っていただきたいなーと思っています。
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