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現役医学生が考えたAI時代の生存戦略5選

「AI革命は必ず来るっていうけど今からできることはないのかな...」
「AI時代で自分の職業ってなくなるんじゃないの...どうしよう...」
このような漠然とした悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

実は、今すぐにできる行動があり生存率をグッと上げる方法があります。

実際に医学生の筆者は、医師でさえ現在のような聖域ではなく不確実なものと考えています。
そこで、すぐに実践した行動があります。

もし、あなたも自分の将来性に不安を感じているのであれば、ぜひこの記事を読んでください。そうすれば、あなたがAI革命で現代に存在する仕事がどうなるのかが具体的にわかります。

そしてあなた自身も、AI時代に向けて生存戦略が分かり、今日からできる行動が見つかるはずです。

完全版はblogに無料公開中です。ぜひ覗いてみてください。blogでは現役医学生が本気で記事を書いています。

AI時代に消えていく職業と生き残る職業

AI時代に消えていく職業4選
世のなかには””やる仕事”と”創る仕事”があります。
”やる仕事”はAIの得意分野です。そこには、マックジョブ(誰でもできる単純作業)だけでなく、過去の膨大なデータや知識から最適解を出すスペシャリスト(専門職)の仕事も含まれます。
”創る仕事は”AIが苦手とする人間の感情や欲求に関わることや人間同士の付き合いが核となる仕事です。
では、消えていく職業はどちらの仕事でしょうか。
そうです。消えていく職業は、AIが得意な“やる仕事”です。
消えていく職業は主に以下の4つです。

・工場勤務などのブルーカラー、マックジョブ
・医師、弁護士などの専門職、ホワイトカラー
・社長
・サラリーマン

では、各職業が消えていく理由について見ていきましょう。
工場勤務は言うまでもなくフルオートメーション化で不要となります。
しかし安泰といわれている医師や、弁護士はなぜ無くなるのでしょうか。なぜなら、それらの仕事の内容は膨大な知識と高度な技術力を要するため、まさにAIの得意分野となるからです。
社長にしても、下からの過去の事例と照らし合わせてコンプライアンス的に良いか判断し稟議書に判をおすのはAIの得意分野です。
同様に単純なルーチンワークをこなすサラリーマンも消えるかもしれません。

AI時代に生き残る仕事の条件2つ

ここまで読んでいただけた皆さんはすでにわかると思います。AI時代に生き残る職業は人間にしかできない”創る仕事”です。
そしてその条件はたったの2つです。

何かを創造する仕事
人間自身の魅力(キャラ)を必要とするもの
なぜなら、そこにはAIが介入することが困難だからです。人間の感情に刺さるものを作れるのは人間だけですし、人間の魅力それ自体はAIが代替できないのです。

例えば、何かを創造する仕事には映画監督などがあります。AIが、利益を上げるのに効率的な映像や利益が見込める脚本は提示できるかもしれませんが、人間の感情に刺さる世界観を創りだすことは人間にしかできません。
また、人間自身の魅力を必要とする仕事にはスナックのママが挙げられます。魅力的と感じるのは人間の感情によるものです。その人自身に魅力があるママには、人付き合いを求めて人間に人間が集まることになります。人が集まるということは、お金も集まるということになります。

つまり、AI時代では聖域と呼ばれていた医師や弁護士が淘汰され(変わらざるを得なくなり)スナックのママが生き残るのです。

それでは、このようなAI時代での生存戦略を考えていきましょう。

AI時代の生存戦略には”強者の生存戦略”と”弱者の生存戦略”がある

私たち“弱者”の生存戦略もしっかり残されています。
強者の生存戦略はblogを覗いてください。

AI時代の弱者の生存戦略5選
本記事で最も伝えたいところです。
AIを資産として持っていない”弱者”でもちゃんと生存戦略はあります。次の5つです。

1.AI時代に出現する新しい成長産業に進む
2.AI関連の分野に進む
3.今の業界×AIの先駆者を獲りに行く
4.AI時代でも生き残る職業を選ぶ
5.縮小する既存の仕事をワークシェアリング+支出を極端に減らす

順番に解説していきます。

1.AI革命で出現する新しい成長産業に進む

IT革命を考えても成長産業の勢いを凄まじいです。
ITの黎明期にスタートアップ会社の自社株を保有していた受付嬢が1億5000万円を手にした、という話があるくらい成長産業の勢いは凄まじいです。
AI時代ではうつ病の増加によってメンタルヘルス領域の需要が伸びていきます。
実際に参入できるかは怪しいところですが、ハラリ氏の言うようにマリファナ産業は拡大するでしょう。

実際に現在でも、海外におけるマリファナ産業は拡大しています。ここで、日本貿易振興機構の記事を見てください。

米国の今後5年間(2019~2023年度)の農業政策などを定めた2018年度改正農業法が2018年12月20日、トランプ大統領の署名を経て成立した(2019年1月7日ビジネス短信参照)。法案には産業用大麻(ヘンプ、注)の大規模栽培を認める条項が含まれており、農業者支援の一環として、ヘンプが農作物保険の対象になるほか、研究開発でも連邦政府の助成金の申請が可能となる。また、連邦法においてヘンプが規制対象物質から外され、違法薬物でなくなるとの内容も含まれている。
ヘンプ・ビジネス・ジャーナルによれば、2018~2022年の5年間の合法大麻市場全体の年平均成長率は推定14.4%で、2022年までに19億ドル規模に成長すると予測されている。

確かにマリファナは2020年でも成長産業であることが分かりました。タイなどの諸外国でも規制緩和の動きがあるようです。

2.AI関連の分野に進む
AI自体が最も期待されている成長産業ですから、この分野に進むと十分に大きな可能性があります。ただ、AI産業の著しい進化スピードによって、数年後には失われる分野も出てくることが考えられます。つまり、チャンスが大きい分だけ不確定要素が多い、ということになります。この分野でも常に同じことをして生き残ることは難しいでしょう。

3.今の業界×AIの先駆者を獲りに行く
既存の職業の8割が失われて行く中で、その業界1つにしがみついて生きていくのは容易ではありません。今の業界×他分野の業界を組み合わせることで両方の業界の橋渡し的ポジションを獲得すると良いでしょう。

例えば、今の業界×AI産業で考えてみましょう。現在、AI産業を導入している産業は少なく、あなたの業界はまだ導入していないとします。そこで、AIに関する知識や経験が多少あれば、業界にAI産業を持ち込める先駆者的ポジションを獲ることができます。この場合、1つの職業にしがみつくことなく複数の業界を行き来できます。そして、AI産業を初めて業界に持ち込んだ先行者利益も得ることができます。

現在でも2ch創設者のひろゆきさんが第三者的ポジションを提案しています。

1つの世界しか知らなかったら、そこで競争するしか道がない。2つの世界を知っていると、そこを行き来して外側から意見を言える「第三者」になることができる。客観的視点は、外から見ないと得られない。


業界×業界の考え方は希少性という価値を与えてくれるので、現在の生存戦略としても有用です。

4.AI時代でも生き残る職業を選ぶ
こちらは、現代に存在してAI時代になっても変わらない職業に進む選択肢です。
前述の通り、人間の感情に関することや人間同士の付き合いにはAIは介入しにくいと考えられます。

人間の感情に刺さるような価値観を創り出せるのは人間だけですし、人間の魅力(キャラ)をAIが変えることは困難です。
つまり、自分自身のキャラクターを確立して他者から魅力的だと思ってもらえればいいのです。
他にも、映画監督のようにAIが決して創り出すことのできない価値観を創造することも手段です。

AIが介入できない領域を攻めるのも一つの方法と考えられます。

5.縮小する既存の仕事をワークシェアリング +支出を極端に減らす
これはそこそこ働き、ITの恩恵を利用して暮らす生存戦略です。
そもそも、AI時代に既存の仕事は規模が小さくなっていく、ということはわかるけどワークシェアリングって何?と思ったかもしれません。
ワークシェアリングとは今の仕事量をより多くの人間に割り振って一人当たりの労働時間を少なくする働き方です。つまり、AI時代にどんどん小さくなっていく業界の仕事を巡って多くの人材で仕事を(利益も)分け合うことになるのです。

ここで、日経ビジネスで孫 泰蔵さんがAI時代について考えていましたので、見てください。

まず行政がワークシェアリングを推進すると思います。今は、原則として1日8時間労働で残業は月45時間までと決まっていますが、人々の仕事は1人あたり1日3時間とか4時間労働に減っていく。つまりこれまでは、1人がやっていた仕事を2~3人でやりなさいとなるわけです。
ただし、仕事が減るだけではなく、収入も減ります。仕事が半分になるということは、収入も半分になるということです。一方で、生活にかかるコストが減るわけじゃないから、家計が赤字に陥っていく可能性が大です。

収入が劇的に下がる近未来のライフスタイル(孫 泰蔵さん 第3回)
ワークシェアリングでは支出が収入を上回り家計が赤字になる可能性があります。どうしたらよいでしょうか。孫 泰蔵さんの話には続きがあります。長いので下に書いた要約だけ読んでもらっても大丈夫です。

自給型「エコハウス」なら収入が半分でも暮らしていけるできます。つまり、生活コストを劇的に下げれば、収入は減っても、可処分所得は減らない、という状況を作ることができます。ただし、この場合の生活コストの削減は1割2割程度ではダメなわけで、8割くらい下げないといけない。たとえば年収600万円の人の場合、1年の生活コストが400~500万円くらいとします。ということは、月あたり30~40万円くらいかかっている生活コストを、5万円程度に下げられるかどうか。
そこで今度はITを味方につける。ITというのはそもそも、劇的なコスト削減が得意なんです。それとコストを減らすことについて言うと、大きいものから下げるのが鉄則です。
では、家庭において劇的にコストを下げるためには何を削ればいいのか。そこで日本人の家計の内訳について調べてみました。やはり、家のローンや賃借料といった住むコスト、水道電気光熱費といった生活コストが大きい。家計の42%くらいを占めている。
たとえば家計の5%くらいまでに下げたら、収入が半分になっても可処分所得を減らすことなく暮らすことができます。
「エコハウス」というプロジェクトなんです。


つまり、AIの台頭でワークシェアリングが導入されると、どうしても支出が収入を上回り家計が赤字になります。そこで、今度はITを味方につけて支出を極端に減らします。その一例がエコハウスです。(エコハウスが気になる方は上記引用のリンクから記事を読んでください)

この生存戦略としては、ほどほどに働いてITやAIの恩恵を計算に入れて生計を立てましょう、ということになります。

ここまで、AI時代での生存戦略について考えました。

AI時代に向けていまからできることについてはblogの方で書いています。
気になる方は覗いてみてください。

まとめ

・現在:GAFAがビックデータ収集を独占する。
・AI時代:2030年はGAFAや中国の一強時代、2050年はうつ病が増えマリファナが世界を救う。
・職業:"やる仕事”は消え”創つくる仕事”が残る。医師は消えスナックのママが生き残る。
・生存戦略:成長産業に進む、AI関連の分野に進む、今の業界×AIの先駆者を獲りに行く、生き残る職業を選ぶ、ワークシェアリングの5つ。
・今からできること:3選をblogに書きました。

これらを押さえておけば、AI時代で生き残ることができるはずです。AI時代や自分の戦力を把握して今日から行動できれば明るい未来が待っているはずです。
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