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Motivation Switch を見つけよう!

 何か好きな本を読んで感銘を受けた,大変興味深い誰かと出逢ったなど自分の心に響くことがあって,やる気MAX.これをやろう!と一度は決意をしたものの,いざ取り組もうとするとなぜかモチベーションが上がらない,続かない...あぁなんて私は意思が弱いんだ,と悲観する必要なんて全くないのです.小中高大学生で,自分は頭が悪いんだなんて思っている人,そんなことは全然ありません.みんな同じです.ただ単に,アプローチがずれているだけです.安心して下さい.自分のモチベーションスイッチがどこにあるのか,アプローチ方法をもっと探ってみて下さい.明日,腕相撲大会だというのに,スクワットしている人のなんと多いことか.全く意味がありません.次の3つを参考に,決めたことをもっと楽に継続してできる方法を考えてみませんか.私は,継続してやることがしんどいなと思った時や,努力している割には,効果が出てないなと感じた時には,これらを見直すようにしています.
  1. 形から入る
  2. 自分ワールドを作る
  3. 掘り方に工夫を

1.形から入る
 好きな文房具を紹介します.ファーバーカステルの0.5mmシャープペンシルです.50年生きてきて,たどり着いた最も書く気力が上がるシャープペンシルです.これで,キングジムのテフレーヌというバインダーと15度ごとに開いて30cmになる定規.この3点セットを使って,まずはやりたい理由とスケジュールを書く!

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スケジュールを書くのも大事ですが,モチベーションを上げたいあるいは保ちたいなら,今週のハイライトを書くようにして,些細なことでいいから,自分を褒めることの方がもっと効果的だと思います.この今週のハイライトを描くようにしたら,俄然モチベーションが保てるようになりました.だまされたとおもって,ぜひ週末に,その週に頑張った自分にスポットライトを当ててあげて下さい.

なりたい自分表

2.自分ワールドを作る
 私の机の上は,23インチモニターとオーディオインタフェースとコンデンサマイクが正面にあって,いつでもチャットできる態勢(笑).左側には卓上本棚,右側にはWindowsとLinuxパソコン.足元には,ラズパイや電子工作の各種ガジェットが置いてあります.また,机の上を広く使うために,Boyataパソコンスタンドの上にMacBookProを置いています.これだけディジタル三昧のくせに意外とアナログ好きというかシャーペンとバインダーは手放せない.DTM作曲のためのMidiキーボードは,クランプ式のスライドテーブルに載せています.(参考までにおすすめのスタンドとスライドテーブルの写真画像を貼っておきます.)

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この机の前に座るだけで,ふつふつとやる気が湧いてきます.このたび,5年ほど使っていた椅子をゲーミングチェアに新調しました.初めてオットマン付きのものを買って使ってみましたが,大変良い!オットマンを使う時にリクライニングするのですが,その時には,ゲーミングチェアについてくる腰と首のところにあるクッションは必需品です(快適な椅子でないと長時間座ってられない.時に心地良すぎて,オットマン出してうたた寝したりしてしまう.ワハハ).

 最近読んだ『作曲少女』という本に書かれていたことで,いいなと思ったのは,クリエイターは作業机の見える場所に自分の好きなもの(フィギュアでもプラモデルでも,イラスト,絵画でもなんでも)を数個置いておいて,いつもそれらが自分を見守ってくれていて,新作を今か今かと待っている雰囲気作りが大事という行(くだり)のところです.私はラグビーの五郎丸選手の写真を飾ってたりします.

3.掘り方に工夫を
<例1>
楽譜が読めないけど,作曲したい,楽器を弾きたい.ならば,iPadアプリOdesi,Medly,CdnComposerなどを使ってみる.
<例2>
プログラミングを学んでみたいけどハードル高そう.ならば,LEGO Mindstormes.あるいはマインクラフト+Scratch.
<例3>
絵が上手くなりたい.ならば,好きな写真をパソコン上でなぞる,白黒に変換して,好きな色で塗ってみる.
<例4>
デザインを勉強したいけど...ならば,3Dプリンタを買ってみる.

 ここで列挙した例は,あまり好例ではないかも知れませんが,私が伝えたいことは,ずばりそれをやらずに,そこにたどり着くためのもっと簡単に取り組めるものあるいは,もっと好き・得意なものから寄せていくというアプローチを採用すべきということです.富士山の頂上に行くにしても,さまざなまルートがあります.急斜面もあれば,緩やかなもの.木の階段があったり,岩場だったり.要は,一見遠回りでもいいから,やりたいこと・できるようになりたいことの要素を細かく分割して,1つ1つのハードルをがんがん下げるということです.途中で挫折するのは,意思が弱いのではなく,ハードル設定が悪いのです.思い切って,もっと下げていいのです.結果的に,どんどん進捗します.

最後に
 40歳ごろからずっとエレクトーンを練習しています.大好きで何時間も一生懸命練習するのですが,ちっとも上手くなっている気がしません.10回弾いて,ノーミスで弾ける確率が3割程度...必ずミスタッチしてしまいます.基本に戻って,
 ①テンポを落とす
 ②右手,左手,足 のそれぞれがちゃんとできていないのに合わせようとしない
 ③ウォーミングアップをする(12キーを両手で5往復)
特に③の指の基礎練習をするようになってから,飛躍的にミスが減りました.これには本当にびっくりです.いかに滑り出しのアクションが重要かを今更ながら痛感しました.というわけで,何かに取り掛かる最初のアクションが継続と高効率を生みます.やっぱり”好きこそ物の上手なれ”ですね.

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