電子工作Arduinoに欠かせないツール:Tinkercadを使いまくろう!
ちょっとしたDIY,IoTする時にArduinoは大活躍しますよね.でも,電子回路図をちゃんと書いて設計している人は結構少数派だと思っています.かくいう私も見よう見まねでArduinoで電子工作を楽しんでいます.
コンデンサやら抵抗やら細かい電子部品をリストアップして計画的にアマゾンでポチっている訳ではありません.趣味の電子工作なんて,行き当たりばったりの連続です.ですので,後から足らない素子があったりすると,ノリノリ気分が下がったりしませんか.こんなはずじゃ...なんか煙がでているぞとか.
そこで大活躍するツールがあるんです!
Tinkercad
AUTODESK社のWebサイトにあるTinkercad!
この回路のアイコンをクリックすると,なんとArduinoを用いた電子工作がパソコンの中でできてしまうんです!!そう,つまりシミュレータです.
電子工作例
Arduinoのディジタル出力ピンでは,PWM信号(電圧)を出力することができます.
PWMのようなパルス電圧を平滑化したい場合によく用いられるRCローパスフィルター.
今までなら,コンデンサと抵抗をブレッドボードに接続して,Arduinoにプログラムコードをコンパイル/実装してシリアルモニタやシリアルプロットで結果を確認する.
結構面倒に感じていませんでしたか?
それが,Webブラウザ上でシミュレーションすることができるのです!凄くないですか!?
もうちょっと詳しく見ていきましょう.
画面の右側にコンポーネント(部品一覧アイコン)がありますので,それをドラッグ&ドロップして,結線するだけといった非常にお手軽な構成になっています.
抵抗のカラーコードなんて覚えなくていいんです.
(そう,AI時代には,暗記作業からおさらばです!)
抵抗の部品をクリックすればポップアップウィンドウで任意の値を入力できます.
極性のあるコンデンサの場合,正負を間違えると破損や破裂の危険がありますが,シミュレーションでは,ちゃんとエラー表示してくれます!(なんて親切設計!)
抵抗値やコンデンサの値を変えて,平滑化されている状況をリアルタイムでグラフとして確認することができます.
今まで,机の上が電子部品や配線が散らかっていましたが,物理的にも心理的にもスッキリとして作業がめちゃくちゃ捗ります.
コードボタンを押すと,Arduinoのプログラミングもできます!
このコードをコピーして,実際のArduinoに組み込めます.
しかも,シリアルモニタ・シリアルプロットもあるんです!
生成系AIと同じく,このような超便利なツールを使わないという選択肢は,もはやありえない!!ありがとう!!
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