MusescoreでPDFファイルの楽譜が鳴らせる!!
重たい楽譜集みたいなものを持ち歩くことがすっかりなくなりましたよね.本当にありがたい!iPadやタブレットパソコンにPDF電子データとして楽譜を持ち歩けるというのは.アップルペンシルでそのPDFに書き込みもできるんですから!
音が鳴ればもっといいですよね?
パソコンお持ちの全ての人に朗報です!
楽譜(PDFファイル)を鳴らせるんですよ!
私は,MuseScoreを使わせてもらっています.
楽譜から音を鳴らすまでの手順
1.楽譜販売サイトで,お気に入りの楽曲を購入する.あるいは,手持ちの紙の楽譜をスキャンしてPDFファイル化する.
2.Musescore(楽譜作成ソフト)サイトにログインして,PDFの楽譜ファイルをMusescoreのファイル(拡張子.mcsz)に変換する.
3.Web上でコンバートしたら,その.mcszファイルをダウンロードする.
4.Musescoreアプリを起動して,ダウンロードした.mcszを読み込む.
5.読み込んだ楽譜の各パートに楽器を割り当てる.
すると,Musescoreアプリの再生ボタンを押すと,聴くことができます.もちろんその曲を自分独自にアレンジしたり,他のパートの追加・ミュート,楽器の割り当てを変更したものを聴いて楽しむことができます.
私がいくつかの曲をPDF楽譜から.mcszに変換トライしてみたところ,音程自体はあっているけど,調が違ったり,まだまだ出来立ての機能といった感じで,改善の余地は多分にありますが,0から打ち込みするよりも遥かにありがたいと思います.楽譜を見て,そんなに練習しなくてもそれなりに弾ける人は,リアルタイム入力でMIDIファイルを作ることもできると思いますが,そうでない私には,楽譜を見て,DAWにマウスやステップ入力する手間がずいぶん省けます.
『気づき事項』 というか 『musescoreさんへのお願い』
いきなり全てを自動で読み取るというようにしないで,調号やテンポは,変換時に入力するようにしてもいいのではないか.そうすれば,もっと変換精度が向上するような気がします.
楽譜にコードが記載されているなら,それも読み込む.そして,コードの字が潰れていたりして,読み込み間違いがあれば,その部分を訂正して,再度楽譜コンバートが始まるようにすれば,これも変換精度向上の一助になるのではないか.
コードや調から外れた音符は,赤くハイライトしてくれれば,コンバートした時に正しく読み取れているのかどうか重点的にチェックしやすい.(楽曲の作者が意図的にキーでない音符を使っている場合も結構ある)
曲を作る才能なんて,これっぽっちもない私が,こんなことをしているだけでも楽しい...音楽ツールの発展に心から感謝します!
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