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将棋の対局(名人戦第三局)から,もらったもの

2023年5月14日(日)に行われた名人戦の二日目の大盤解説を聞きに,高槻城公演芸術文化劇場に行ってきました!
色んなエネルギーをもらうことができた充実した1日でしたので,日記代わりに残しておこうと思って,この記事を書いています.

場所

トップに貼った写真が1500人収容できるトリシマホールです.2023年3月にオープンしたばかりで,とっても綺麗.
綺麗なのは当たり前なんだけど,トイレがびっくりするくらい広い.1500人近い人がいても,15分間の休憩時間に十分用がたせる.(こんな情報,いります? すいません.)

壁面に20cmくらいの角材(木材)が散りばめられており,非常に柔らかな心地よい響きが特徴とされるホールでした.
視覚の効果もあると思いますが,音はいい感じでした.

シートの前後幅をもう少し広くとって欲しいのと,カップホルダーが欲しいですね.
(映画館じゃないのだから,飲食禁止なんでしょうね)

将棋の人気

一昔前は,入場無料の大盤解説会に,観客が一人だった時もありましたとのこと.
それが今や,抽選による申し込み制(チケット:¥2,500/人)で,1,000人以上が観に来る人気ぶり.
将棋界のスーパースター藤井聡太六冠(2023年現在)の注目度たるや凄まじい.
谷川浩司十七世名人が書かれた藤井聡太さんの書籍を読んだりすると,変な自己啓発本を読むよりもよほどやる気が湧いてきます.お勧めです.

集中力

持ち時間は,各9時間(2日制).つまり,二日ごしで1局を18時間ずっと考え続ける...
終盤なんて,少しでも気を抜けば,ほとんど勝っていても,頓死といって,数手で詰まされるという悪夢が起こってしまう.

大盤解説では,駒を実際に動かしながら,解説者と聞き手がいい感じで会話しながら,色んな手について検討します.様々な手(ケーススタディ)を分かりやすく説明してくれるのですが,私はそれを聞いて,う〜んと唸るばかりです.

でも対局者は,それらのことを一切の会話もなく,頭の中だけで,遥か先の手まで読む.名人戦の恐ろしいまでの集中力を見せつけてもらいました!

自分は,普段,30分でもいいから集中力を発揮することをやっているだろうか.改めて考えさせられました.

デザインすること,文章を書くこと,企画を練ること,何かの計画を立案すること.
それら1つ1つに,時間は数十分でもいいから,もっともっと集中度を高めていこうと.
その一環としてnote記事を書くことは役に立っているような気がするのは私だけではないはず.ですよね?


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