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視点の自由研究No.110「視点_出会った人に何をしてあげられるのか?」

映像制作はクライアントが完成品を知る前に発注するタイプの仕事です。家作りなどに似ていて、クライアントと並走していきながら作品を作っていきます。そうした業種ならではだと思いますが、営業スタイルもコンサル的な動きが求められるのも事実。今回は営業での自戒、意識していることを書いてみようと思います。

「人」

前述の通り、完成品が発注時には見えないのが映像。そうした仕事形態ですと発注受注も人脈で成立することがほとんどです。コロナになり、WEB上のマッチングサイトで仕事がやりとりされることも増えましたが、それが大勢を占めることにもなりませんでした。

クライアントは仕事を発注してから映像クリエイターと少なからず時間を共有しなければなりません。対人ストレスが少ないに越したことがないのは間違いない。そうすると人というものに重点が置かれるのは必然のことなのかもしれません。

そんなわけで、おのずと商品が「人柄」になってくるのが、この仕事。

「人に会う」

人柄が商品と考えるならば、当然会うことでしか、広告のしようもない。以前このコラムでも書かせて頂きましたが、行動で思考を変えることが大切なことでした。

映像クリエイターは、実は人見知りで営業が苦手な人が多いと思います。私もそんな一人です。これまで書いてきた通り、人柄が重要とは気付いていても行動に移すにはかなりの気苦労を伴いました。

ですので、頑張るという気持ちから入らないことから始めました。具体的に言えば「行動を変える」ことを意識したのです。すなわち人に会うことを行動基準にする。人に会うことだけを意識していれば、結果営業的な動きにもつながっていくのです。

「出会った人に何をしてあげられるのか?」

そうして変えていった「行動」。その先が見えてきています。やはり人である以上、仕事が欲しいという本音があるのは間違いありません。
しかし、多くの人に会っていく中で、その人に対して何か力になれることはないかと感じるようになってきました。

映像制作で培った能力やノウハウ、人脈。映像をはじめとしたコンテンツ制作は、昨今様々なジャンルへと派生もしています。作り方自体から考えていかないとならないのです。そうした困り事の制作業務の中で自分たちの力で何ができないだろうかと真剣に考えるようになりました。

出会う人の中で何か困ったことがあれば力になりたい。

単純なことかもしれませんが、人助けというのも気持ちがいいのは間違いありません。人間一人ができることも限られています。

出会いを大切にすること、そこで自分の力を役に立ててもらうこと。そんな営業が目指す頂だと考えています。

映像でお困りの方、静岡で撮影されたい方、ぜひ一度お声掛けください。