慣れに慣れてはいけない。

今、自分も含めLA DOCEの選手たちはスペインという地で生活をしています。最初は初めての土地、環境でワクワクしすべてが新鮮な経験で。
サッカーの環境もチームメイトはみんな日本人以外のスペイン人や他の外国人がいて。
不安がありながらも、どうにか選手たち自身で道を切り開こうと、日々練習を積み重ね、もがいています。

こうして1カ月、2カ月、3ヶ月暮らしていくと、自然とスペインでの生活に慣れていきます。
電車に乗って練習に行ったり、チームメイトと友達になったり。
いつのまにかこの土地に選手たちも慣れてきています。

しかし、時として”慣れること”は成長の停滞になりうると。
ここでサッカーすることが当たり前になったり生活が当た前という感覚になってしまうと、考えずに行動したり、無意識になんでもやってしまう、できてしまうということ。
そうではなく、常に目標に向かって、突き進むこと。そして感謝の気持ちを持ち続けることができれば、ここでのサッカーや生活をよりよいものになるのかなと思います。

日本人1人でチームに入って練習する大変さ、わからない言語のなかでサッカーする難しさ、こんなに難しい環境の中でサッカーする経験をできることは選手にとって貴重だと思います。
だからこそ、1日1日を無駄にせず、前に前進していってほしいです。
サッカーももちろん、人としてたくましい選手に！！