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ミュージカル「ラグタイム」を観てきたんだな

ミュージカル「ラグタイム」

を観て参りました。

今日も今日とて2階席の上の方から。
でも、観やすいかも。
歌声や音楽もくっきりはっきり。

何というか

久しぶりの王道のミュージカルを観たな!

って言うのが最初の感想かな。

『ライオン・キング』『キャバレー』といった名作が上演された1998年トニー賞ミュージカル部門において、13部門ノミネート 最優秀脚本賞・最優秀オリジナル楽曲賞など4部門受賞。ドラマ・デスク賞ミュージカル最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀作曲賞 他多数受賞。

オフィシャルサイトから


実際、すごい受賞歴なんですが。

安定感が半端なかった。


今のミュージカル界を代表する二大俳優が主演を張っているからと言って過言ではないかも…。


娘の未来のためにラトビアから移民としてアメリカにやってきたユダヤ人
ターテ役に、

石丸幹二

さん。



新しい音楽“ラグタイム”を奏で、
新時代の到来を願う黒人ピアニスト
コールハウス・ウォーカー・Jr.役に、

井上芳雄

さん。

このふたりが出演していると言うだけで期待が高まらないはずがないのです。


井上芳雄さんが「ラグタイム」について語ってる記事があったので載せておきます。↓



ストーリーは今だにアメリカを悩ます人種差別を正面から扱っています。

物語は20世紀初頭のニューヨーク。
アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代。
ユダヤ人、黒人、白人。それぞれのルーツをもつ3つの家族が固い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとする―。

オフィシャルサイトから


ちょっとズレるんだけど、このミュージカルの中でも、白人たちは自分たちがメジャー、メインであってヨーロッパからのユダヤ系は移民扱いで、黒人ももちろん下に見ている

でもさ、アメリカでは白人だって最初は移民のはずなんだけどね。

原住民はインディアンなわけで…。

なんて事を考えて笑っちゃいましたわ。


話を戻します。言いたかったのは、

ブロードウェイやロンドンだったら、黒人部分は黒人が演じるんだろうけれど、日本人はそうはいかない。


白人、移民、黒人とグループで衣裳によって統一性を出して表現してたけれど、他の舞台でもあるかもなんですが、このミュージカルにおいては、必要性を非常に感じて、視覚的表現として成功していたと思うのです。(多分、オリジナルも同じだと思うけれど。)

実際のところ、井上芳雄さんが黒人役を演じているのは違和感を覚えなくはないんだけれど、

彼の歌唱力がそんな違和感も凌駕している

わけで、

本当に素晴らしかった。


そんな彼以上?に

黒人パートを補って?いや、際立たせてくれた女優さんがいた。


コールハウスの恋人サラ役には、「RENT」のミミ役の鮮烈なパフォーマンスで客席を沸かせた

遥海

さん。

遥海は、1996年にフィリピンで3人姉妹の末子として生まれた。日本人の父と、フィリピン人の母を持つハーフである。幼少期より日曜日には教会に礼拝に通うことが習慣になっており、そこにいたゴスペル隊が唄う歌に出会い、衝撃を受け、3歳の時ゴスペルチームに入った。

Wikipediaより


彼女のこうしたバックグラウンドからなのか、ゴスペル調の歌唱法を使って、黒人らしさを出していた。


このミュージカル「ラグタイム」には、アンサンブルも含めて出演者の数が多いのですが、紹介した3人だけでなく出演者がかなり豪華。


そんな舞台の様子が写真でも見られる記事があったので載せておきます。↓



最後に、ワタクシ、学生時代から観劇を趣味の一つとしておりますが、当時なぜか日生劇場が好きだったのを思い出しました。その後、離れる事数十年…。本当に久々でした。感慨深いわぁ〜〜

しかし、これと言った思い出が…ない!

何と言う事だ…。

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