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ADHDの特性を持つ人に有効な新しい視点

メガネにGPSが付いてればいいのに…と日々思うほどに、毎日、めがねを見失う私、今朝も眼鏡にケータイ等々、忘れ物のケアをしている間に、出発が15分の遅れてしまうという、毎度おなじみの時間の読みの甘さを存分に発揮いたしました。

こんな感じで、計画的に行動できないのは当たり前で、この他にも、やる気スイッチがやいりづらい・言われたことをすぐに忘れる…などの実行機能の働きが悪いという行動をしがちです。なのに、一度ハマるとやめるスイッチが入りづらい過集中になったり…と、いわゆるADHDの人が持つ特性というのを結構持っております。

ですから、一般社会にいたら、なかなかの困ったさんとして扱われていると思うのですが、不思議なご縁でADHDの方やご家族を支援するNPOで私はお仕事をしていたため、代表の理解もサポートもあり、自分の得意なことを活かしながら、なんだかんだと15年ほど働かせていただいてきました。
ありがたいことです。

その特性のレベルにもよりますが、ADHDの特性を持つ人が、一般企業にてフルタイムで働くって、相当な重労働だと思われます。フルタイムでなくても、かなり大変なことは容易に想像できます。
・通常よりも疲れやすい(いろんな理由があるそうです)
・感覚も過敏
・怒りのスイッチが入りやすい
などの特性のある人が、毎朝同じ時間に出勤し、他人とコミュニケーションし、順序良く仕事の段取りをしていく等々、マジで大変だと思います。
ほんとにそれだけでヘロヘロになるでしょう。

ご自身に自覚のある方は、何かしらの策や自分でいろいろな工夫をされいると思うのですが、昨日、「これはやっぱりすごいな…」と思う理論をきいてきたので、少しだけ紹介させていただきたくなりました。

あ。でも私、なんの資格もないBBAなので、あくまで個人的な意見ということで、お読みくださいませ。また、所属するNPO主催のオンライン講座で聞いてきたことなので、私が紹介記事を書くと、ただの宣伝やんか!と思えるかもしれませんが、家族のことや自分のことの理解に、とても活用できると感じたからなので、あしからず…なのでございます。

さてさて…
このオンライン講座の軸になっているのが、神経心理ピラミッドという、高次脳機能障害になった方へのリハビリテーションのモデルで、この理論を、発達障害の支援に応用していく方法を6回に分けて配信しています。
昨日は、2回目の「ジョハリの窓」を使って 自己理解・他者理解を深めましょう」というテーマで、神経心理ピラミッドの復習をしたのちに、「自分が能力を発揮できる条件」や「能力が発揮できない」を見つけていくワークをしたり…と、いくつかの日常生活ですぐに活用できるスキルを習得するための学びが提供されました。

私は初回の講座の時は、配信サポートをしていたため、ほぼ聞くことができなかったのですが、昨日は、うっすら…とでも2回目の受講だったので、神経心理ピラミッドがどういったものなのかが、ぼんやりと理解できました。
そして、「あー、私のシンドサはこういう理由だったのか…」という腑に落ちる自己理解があり、今までつい否定しそうになる自分の行動パターンをより許せるようになりました。

人間て、身体の疲れや神経疲労をしっかりとってあげてない状態では能力は発揮できなくて当然で、発達障害のある人は、いろんな理由ですごく疲れやすいから、まずはしっかり休息してね。そして、神経心理ピラミッドモデルの下から満たしていくと、能力が発揮できるようになっていくよ」という話は、我が子のことを見ても、がってんがってん!となることばかりでした。

上の図は、「自己理解をアップ!自分のよさを引き出す33のワーク: 見えない長所やストレスを知ろう」6ページより拝借

まだ、内容の咀嚼が十分でないので、しっかりした紹介ができなかった…。ので、講座の方もまだ募集しているので、もし気になる方がいたら、ぜひ一緒に学んでくださいませ!

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