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姿勢を直そうとしたわけではないのに、姿勢が良くなった娘の話し。

中学生の娘の姿勢が良くなって、身長が伸びた。

これは、先週、発達のヌケを整えてもらう指導を栗本啓司さんから受けた結果で、姿勢をよくするために受けた指導ではなかった。

だが、姿勢の悪さは、何年も前から気になってたことで、姿勢筋がしっかりしてない弊害みたいなものは知識として半端にあるもんだから、なんとかして、コアができないもんかねぇ…と何度もいろんな形でアプローチしてきたのだけど、気を抜くとだらんとしてしまうような結果に至っていた。

なのに、今回は意図してないのに、「あれ? わたし、姿勢よくない??」と、本人が自慢したくなるような変化を感じるらしい。
周りからみても違いを感じる。

足裏が地面にちゃんと着くように…を意図した動きも一つ教えてもらってきてるのだが、今回は主に「ハンドリガード」のヌケを補うための動きを中心にしている。
その効果で、肩周りや背中の緊張が緩んだことで胸が開いているため、視界の変化が出ているよう。
ゆえに、より姿勢の変化を自覚しているように思えるが、骨盤や下肢を動かすことで生じた体の使い方?の変化により、前のめりの身体の前後と上下のバランスが整ったのかしらん?とか思いながら、娘を観察している。

人の発達って、こんな感じの影響の出方をする。
と、わたしは思っている。

また、身体のバランスが整うことにより、情動が安定したり、算数の能力に影響している(ブレインジム的にはそう考えます)。

だからこそ、姿勢を良くするトレーニングをすることも大事だったのだ。
だけど、頑張ってトレーニングさせるよりも、発達をし直せる動きをする方が、本人も楽だった!
自然に必要なものが補われていくし、なによりも、訓練にともなう双方の負担がなくなるのが好い。やる方もさせる方も負担になるから。

なので、「姿勢よくしてね」を言わずに姿勢に変化が出てきたことは、本当に嬉しく喜ばしい^ ^

また、今回の栗本先生の指導は、本人の希望で受けたこと、その内容も本人の気になっていることを扱ってもらったことという前提があったことも、効果を感じやすい条件だったとも思っている。

今日で指導から1週間になるが、今のところ毎朝、教えてもらった動きを続けている。
そして、毎朝、「今日はママより高くなった?」と背比べをしかけてくる^ ^

その影響なのか、この1週間は、感情的に激昂することが激減した。

栗本先生の指導をうけるために調整した結果、一年半ほど続けてきた頭蓋仙骨療法&オステオパシーを2ヶ月ほどやっていなかった。やらなかったことで、こちらの療法を受ける前のヒステリックな娘の癇癪がぶり返す…という、頭蓋仙骨療法とオステオパシーも効果あったんですね、を妙な形で実感することになった。
し、自身で整える方法でも、安定することも知った(オステオパシーで指導される正しい姿勢にはなってないと思うけどね)。

何が言いたかったか…というと、
身体を動くことで発達のヌケを補っていくと、予想外の変化や成長が見られるよ、ということだ。

また、「姿勢を正しなさい」と言われて、いくら頑張っても本人の努力だけではできないってことも、言いたい。
「姿勢を正しなさい」と言われるほどに、身体を緊張させたり、できてない自分、という自己イメージを強化させたり、代償の動きを身につけていきそうだし。

人がその人の持って生まれた能力を発揮するためには、動くことで発達のヌケを補っていくってことがとても大事だと、改めて我が子を通して確認した。
娘なんて、まだまだ、やり直しがきくお年ごろだし、楽しみ♫

余談だか、私も娘と同じように、ハンドリガードのヌケを補うための動きをしている。目と手の協調運動ともいえるこの動き、私は肩こりや眼精疲労にとても効果があると感じてる。

今まで習ってきたものにないこの動き、とても心地よい。
つまり、私もここの発達が不十分なんだか、退化したんだか…なのかもしれない。
まぁ、今は理由なんぞ知らなくてもよいし、いくつになっても人の脳も筋力も発達するようなので、五十路からの発達を楽しもうと思う。

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