19年夏、悲しい野球観戦鉄旅を振り返る(後編)
静鉄の平日朝ラッシュ調査が終わり、静岡から東海道線の旅再開。私がテンションだだ下がりでロングシートに座っていた理由は・・
「雨天中止」
そう、ナゴヤ球場で予定されていたウエスタン・リーグの試合が中止となったのです。確かに天気は怪しかったけど、まだ名古屋の天気を見ても降ってはいない。なのに・・・
目的を失ったとはいえ、18きっぷの旅を途中でやめるわけにはいかず、とりあえずナゴヤ球場を目指して東海道線を西へ。
浜松でロングシートに別れを告げ、転換クロスシートで優雅に愛知県に入ります。18きっぷでなければ、豊橋から名鉄に乗り換えてしまうことが多いのですが、今回はそのままJRで進みます。新快速に乗り換えたのか、快速に乗り換えたのかは覚えていません・・・汗
金山で普通に乗換え、尾頭橋で下車。ひとけの少ない道のりを数分。ナゴヤ球場にやってきました。2年ぶりでしょうか。
雨降ってないのに・・・
と思いながら、すぐに尾頭橋へ引き返します。
この後どうしようか迷ったのですが、まだチェック出来ていなかった、養老鉄道の7700系を見に行くことにしました。
大垣で養老鉄道のホームに向かうと、ちょうど西大垣行き(一駅終点)として7700系が停車中。池上線・東急多摩川線で毎日のように見ていた老兵との再会です。
昭和30年代設計のこの車両が、令和の時代に新天地で活躍を続けるだなんて、南海6000系(→大井川鉄道)ともども驚きです。
西大垣を往復しただけですが、久々の養老鉄道を堪能。(5年位前に仕事で養老のミズノバット工房に取材にいった依頼かな?)
岐阜か一宮か名古屋か金山か・・・覚えていませんが名鉄に乗り換えて、いつも通り過ぎるだけの岡崎公園前と愛知環状鉄道の中岡崎乗換えを体感します。
途中、特急(快速特急かも?)から普通へ乗り換えで知立の高架工事の様子をウォッチング。この時点ではまだまだといった状況でした。
岡崎公園前に到着し、中岡崎へ向かいます。といっても目と鼻の先。中岡崎駅の開業は国鉄時代(岡多線)ですから、名鉄駅と近くても別名となったのでしょう。
岡崎経由で豊橋に戻ってきました。以前は豊橋駅近くの商業施設でスガキヤラーメンへ行くことがよくあったのですが、残念ながら店がなくなってしまったので、ここは諦めて浜松まで戻るとします。
浜松駅から最も近いスガキヤはザザシティのようなので、まずは立ち寄り。ちなみに2022年3月現在、このお店も閉店しています。少し前に大量閉店してますもんね・・・
2000年頃に高田馬場にあったようですが、かつても関東にも何店舗かありました。昭和60年代に千葉・松戸に住んでいた時代、駅前のイトーヨーカ堂に入っていたと記憶しています。
浜松に降り立ったので、遠鉄散策といたしましょう。遠鉄は吊り掛け駆動の30形が引退してから訪問する機会(訪問する動機)が全くなくなってしまいましたので、こちらも久々です。積志駅を往復して静岡に戻ります。
直で東京に帰らなかった理由。それは「折角平日なのだから帰りもホームライナー静岡に乗ろう」ということ。改札外の券売機でライナー券を購入して18きっぷで入場です。
静岡からはロングシートが辛いので、小田原まで新幹線でワープしました。そういえば、2022年3月改正で、東海道線静岡エリアに313系8000番台が移籍したそうですね。狙って旅がしたくなる車両ですね。
とうわけで、日帰りの長旅は、結局「野球旅」にはならず、ワープも使ったので純粋な18きっぷ旅にもならず、中途半端ながら、今となっては貴重な静鉄の急行・通勤急行チェック旅となりました。
ナゴヤ球場リベンジは・・・?
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