ペヤング激辛MAXEND感想

間違いなく死ぬほど辛い。……のだが、この商品は絶妙なバランスの上で成り立っている。

まず、一口当たりの辛さが、興味本位で購入した人でも心が折れない限りは挑戦を続行できるくらいに、おそらくこれは意図的に"抑えられている"。と言うのも、本気を出せば「もう一歩」ならぬ「もう一口」を踏み出すことすらできないくらいに辛くできただろうからだ(それこそソースの量を増やせば瞬発火力は簡単に強化できる)。

次に、食べ続けることによる蓄積ダメージについて。口内と同じくらい胃や喉や口周りが痛くなるものの、こちらもやはり致命的ではない。完食から15分くらい経てば痛みが消えるのだ。これが数時間とか半日とか続くようなら問題だが、15分なら牛乳を口に含み続ければ耐えられるだろう。「喉元過ぎればなんとやら」とは本当によく言ったものだと思う。

「激辛である以前に食べ物であり、完食してもらいたい」という料理人としての矜持と、「自分が完食できなかったものは人に勧められない。うまい具合に客を接待して、『辛かったけど完食できたぞ。お前も挑戦してみないか?』と口コミを広めさせたい」という商売人としての思惑が、うまい具合に一致したのがこのペヤングMAXENDなのだ。

#辛くも勝利


余談
ジャンプ+でめだかボックスを読み返したせいで、(西尾維新繋がりで)文章が阿良々木暦に引っ張られそうになってる気がする。めだかボックスの感想も、いずれきっと書く……書くんだけど、そこそこ頭回る時に書かなきゃなんだよな……。その時は、いかにも西尾維新みたいな外連味溢れる言い回しを多用するかもしれない。

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