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江の島の足音🐚

2024年2月中旬頃、2度目のコロナ罹患をしたので、その時らへんを振り返ります。


1回目のコロナ罹患

ちなみに1度目は2022年12月。本当にお金がなくて、リスクを覚悟の上、新宿で働いたらひと月経たないうちに、コロナになってしまいました。

今となっては、笑い話(?)ですが、当時はこのまま夫婦二人とも死んでしまうのではないかというくらい、切迫した状況でした。

まず症状が、自分的には体験したことがないレベルで重くて、特に呼吸器症状。病院も自治体も、年齢が若いというだけで本当に助けてくれなくて、死ぬ思いをしました。

その後、喘息症状が1年くらい続いて、もう治ったというところで、今回またコロナになりました~

今回のコロナはまあまあ軽傷

先に書いておくと、前回に比べたら症状は軽く、といっても私は3週間ほど、普通の生活が送れませんでした。

もともと呼吸器の基礎疾患持ちではあったので、もしかしたらその割には、今回は復活が早いかもしれません。

ただ、大きめの仕事を取ったばかりだったので、体がつらくてなかなか仕事を進められなく、気持ちばかり焦る日々が辛かったです。

ちなみに、おそらく夫もコロナに罹患しましたが、1~2日程度で復活していました。

本当に体が強くてうらやましいです。。

コロナ罹患と自分の体調

私が胃腸が弱かったり、体調不良が長引きがちなのは、子どもの頃から大事に育てられたからなので、それは親や環境に感謝です。

体調面では、コロナの代表的な症状である、咳や痰に長く悩まされ、微熱がちょいちょい出るという感じで、夜も咳で眠れなかったり、もちろん辛かったのですが、やはり気持ちの面がしんどかったです。

おそらくホルモンバランスが乱れてしまっていて、私は普段は超低用量ピルでホルモンバランスを整えているので、通常バージョンになるだけで、気持ちが不安定で辛くなります。

案の定、コロナから回復した今、生理になりました。

仕事の納期なんだけどな…と思いつつ、しょうがないので生理を機に、またリセット!と思って、前向きにやっています。

突然の江の島旅

さて、前置きが長くなりましたが、コロナになって気持ちがずーんとしていて、どうしようもなくなったとき、夫が当日割で江の島に宿泊に行こうよ!と誘ってくれました。

前から気になっていた、江の島のホテル旅館を、朝10時に予約して16時にチェックイン!という計画を続行することとなったのです。

納期はどんどん迫ってくるけど、気分がどんよりして八方塞がりだったし、私も宿泊が大好きなので、すぐにじゃらんで2人分予約をしました。

前の日の夜から、寝ないまま朝になっていたので、オールの状態で江の島へ。

2か月ぶりくらいの宿泊にややテンションは上がるも、まだもやもやしたまま。

江の島へ向かう電車で、ぼんやりした意識のまま、なんとなく過ごしていると、小田急の新しいキャラクター「もころん」を見つけたり、外に出ると発見があることを思い出しました。

江の島のほてる旅館

予約をしたホテルは、何とも言えない公的な外観で、16時前くらいに受付へ。

海外のお客さんが1組いるだけで、となりに見える食堂は、どこか懐かしい雰囲気で、20年前の世界みたいでした。

受付をして、貸し切り風呂を予約して、お部屋へ。

やや古めかしい和室の窓からは、江の島の静かな海が見えました。

子どもの頃、おばあちゃんの家に飾ってあったような南国の絵にも似た風景に、心がほぐれてきて、なんだかほっとしました。

晩ごはんを近くのスーパーを調べて、調達しにいきました。

知らない街の知らないスーパーは、行ってみるだけでわくわくして、それぞれ気になったお惣菜を2つ3つ買って、またホテル旅館へ戻ります。

外出をして、なんだかおなかが空いたので、私は買った「きゃべ焼き」を食べて、その間に夫がお風呂に入ったり、その日はのんびりと過ごしました。

ほてる旅館でのんびり過ごす夜

夜21時頃、窓から暗くなった海を見ていると、小雨が降っているのにも関わらず、海辺で花火をするカップルがいました。

あとでホテルのロビーですれ違って、おそらく香港からの旅行者の人たちでした。

夫に、香港や中華圏では、彼氏が彼女の納得のいくまで、写真を撮り続ける文化があることや、それをSNS上でかなり熱く投稿しあう文化のことを話しました。

台湾での生活を少しだけ思い出して、早くパスポートを作り直さなきゃ、、とまた思いました。

オールで来ていたので、夜0時くらいには次の日の朝ごはんを楽しみに寝てしまいました。

江の島を歩く

翌朝、とても素敵な朝食をいただき、江の島を少し散策して帰ろうということになりました。

江の島のほぼ頂上まで登り、奥の洞窟の方まで進んで、途中で崖を見たり、八方睨みの亀の絵を見たり、江の島のねこちゃんのエサ代になるというポストカードを買ってみたり、それなりに満喫したと思います。

特に八方睨みの亀の絵は、とても気に入ったので、家で描いてみて天井に貼りたいと思いました。

江の島でげんきを少しチャージしてもらって、まあいいか。という気持ちになりました。

焦っても良くないので、自分のペースでいろいろやります。

そんな冬です。

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