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自信過剰な投資家はパフォーマンスが悪い!その理由と根拠(エビデンス)を解説!

どうも,ストッポです!

今回は,自信過剰であることは,株式投資において有害であることの理由,根拠(エビデンス)を解説したいと思います。

株式投資においては,謙虚であることが大切であるとよく言われていますが,それは本当なのか。過去の研究論文などを参照しつつ解説していきます。

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はじめに

今回は,自信過剰の度合いが強い個人投資家の投資パフォーマンスについて,面白い研究結果を紹介させていただきます。

果たして,自信過剰な投資家のパフォーマンスはいいのでしょうか?




個人投資家の投資パフォーマンスを調べた論文を紹介

個人投資家のパフォーマンスを調べた論文をいくつか紹介し,個人投資家のパフォーマンスが低い理由を探っていきたいと思います。

株式投資家における研究

最初に株式投資家における研究論文をいくつか紹介します。

まずは下記の2つの論文です。
ODEAN, Terrance. Do investors trade too much?. American economic review, 1999, 89.5: 1279-1298.
BARBER, Brad M.; ODEAN, Terrance. Trading is hazardous to your wealth: The common stock investment performance of individual investors. The journal of Finance, 2000, 55.2: 773-806.

これらの論文では,自信過剰な投資家は,取引回数が多く,取引コストが高いため,投資パフォーマンスが低くなるということを理論と実証で示しています。また,男性は女性よりも自信過剰で,取引回数が多く,投資パフォーマンスが悪化しているとのことです。これは面白い結果ですね。

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