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投資信託の選び方ガチ考察①アクティブファンドの規模
いつも読んでいただきありがとうございます!
本日は、投資信託についてです。投資信託の選び方ということで、シリーズ化を予定しております。
さて、投資信託には、市場のベンチマークと同様のリターンを目指すパッシブファンドと、ベンチマークを上回るリターンを目指すアクティブファンドがあります。
これらの違いから説明し、今回はアクティブファンドの選び方に注目して説明していきたいと思います。
どれを選んでも同じだろ?と思うかもしれませんが、実は違うかもよ~というお話です。
※有料noteになります。投資は不確定要素が多いため,私のnoteを購入しても必ず儲かるわけではなく,損する場合もあるということを理解した上でご購入ください。また、投資助言業にあたる可能性があるため個別銘柄の推奨や投資判断については書いていません。ダイレクトメッセージでの質問も全てには答えられないのでご了承ください。私のnoteで損した場合も、私は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
◆はじめに◆
まずは、基本的な用語の解説です。
大和證券のホームページに分かりやすい用語の解説が載っていたので引用します。
パッシブファンド
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など株価や債券の指数(インデックス)に、ファンドの基準価額が連動するような運用を目指すファンドのこと。
「インデックス・ファンド」とも呼ばれます。指数の構成比に合わせて構成銘柄を組み入れることから、銘柄選択のために大量の情報を収集する必要がなく、銘柄入れ替えの頻度も、ファンドマネジャーが積極的に運用するアクティブ・ファンドに比べて少なくなるので、ファンドの運用コストが安くなるといった特徴があります。このため、信託報酬なども低めに設定されています。
アクティブファンド
運用会社やファンドマネジャーが独自の見通しや投資判断に基づいて、ベンチマーク以上の収益を目指すファンドのこと。
銘柄の入れ替えや情報収集などにコストがかかるため、インデックス・ファンドに比べて信託報酬が高めに設定されています。
⇔インデックス・ファンド、パッシブ・ファンド
それぞれのイメージは下記のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1635917929645-fsqwFUn1rR.png?width=800)
一般的にアクティブファンドの方がリスクが高く、信託報酬が高めに設定されており、コストがかかります。パッシブファンドは別名インデックス・ファンドともいい、リスクが低く、信託報酬が少なめなので、コストがかからないのが特徴です。
◆アクティブファンドはパッシブファンドを上回れない?◆
下記の2014年に出版されたAndrew Angの”Asset Management: A Systematic Approach to Factor Investing” (邦訳版は「資産運用の本質:ファクター投資への体系的アプローチ」2016年出版)では、アクティブファンドを批判しています。
そのリターンは手数料の安いパッシブファンドやスマートベータ(配当利回りやボラティリティなどの指標を元に決定した指数)で置き換えられるものであると主張しています。
しかし、この研究では、ベンチマークにあまり組み入れられてない小型株を保有したりしている、アクティブファンドのみを取り出せばアクティブファンドのリターンの平均がパッシブファンドより高かったことに関しては、否定しきれていないので、アクティブファンドが全てダメとは言い切ることはできません。
実際、アクティブファンドのリターンに関する研究があるので、いくつか紹介したいと思います。
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