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Swiftでアプリ。 - データと変数。

データ

何か作る時には材料を用意する必要があり、その材料を工具などを使って加工して完成させます。材料に木や金属があるように、アプリを作るときに材料となるデータにもいろんな種類があります。

データを型別をして、動かす機会にわかりやすく指示していく必要があるからです。

基本的なデータ型としては、文字、数字があります。代表的なものとして文字ではString、数字ではIntという型があります。今の時代のプログラミング言語では、ほぼ自動で判別できるようになっていて気にすることは少ないですが、覚えておいて損はないです。

実際のアプリではいろんなデータから欲しい情報、欲しい機能を実際に使える形にしていく必要があり、その総称をインスタンスと呼びます。

そのインスタンスやその元となるデータを格納するものとして変数、定数というものを使います。

変数 ・・・ 初期値を自由に変更できる
定数 ・・・ 初期値を設定したら変更不可。

変数

変数を考えていきます。変数、変わる数字と書くので変わっていくものなんだなと覚えると良いと思います。実際に変数は変化するいろんなものを表すことになります。

まず、決め事ですが、Swiftの場合は"var"をつけて変数ですよと宣言します。変数にはわかりやすい名前をつけることができます。コード全体が英語が中心に作ってあるので、変数名も英語表記でつけることが多いです。でも基本的には好きな、わかりやすい名前、後から見てわかりやすいものがいいですね。

いろいろな挨拶を変数に入れたいなと思えば、

var greeting = "Hello"

と入れることができます。もう一つ人の名前を変数で作ります。

var name = "Taro"

として、print()という命令を使います。この命令の中に変数などを入れてコンソールと呼ばれる場所に表示させることができるようになります。
変数、" "(これは空白を入れるという意味です)、変数と入れて実行すると

print(greeting + " " + name)

Hello Taro

とコンソールに表示されます。これはMacのPlayground(iPad Swiftplaygroundsと同じもの)で実行しています。


変数を使う理由はなんでしょう?実数を使ってしますと、計算をするとして一つの計算しかできません。例えば

1 + 1 = 2

これを使い回すことはできません。変数を使うと

var a = 1
var b = 1
var result = 0

result = a + b

というふうに書いておくと"a"と"b"の数字を変えるだけで足し算が簡単にできます。こんなふうに式さえ作っておけば何回でも使えます。

雛形を作ってそれを使っていろんなものに対応させるイメージです。

変数に代入し、組み合わせて値を変えていくだけで便利に使えるということです。

数字、文字などは簡単に理解しやすいですが、配列、辞書、関数、などなど、いろんな概念のものを代入して使いまわせる工夫がされいます。

Swiftでは普段使いではデータの型を気にせず使うことできますがデータ型を指定してやることで間違いが減る、エラーが減ることにつながります。

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