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COVID-19 - 接触確認アプリ!

"接触確認アプリに関する仕様書等の公表"がされていたのでアプリの仕組みについて資料を少しみてみます。

政府CIOポータルに5/26付けで公開されています。

資料1  接触確認アプリ及び関連システム仕様書。

資料2 「接触確認アプリ及び関連システム仕様書」に対するプライバシー及びセキュリティ上の評価及びシステム運用上の留意事項とあり、資料2はプライバシーについて考えていることが書いてあるようです。

端末の仕様は主には資料1に書いてあるようなのでそちらをみてみます。

まずコアとなる技術はAppleとGoogleが共同で提供しているAPIを使うようで、日本語で以下のサイトで解説してあります。

そして肝心なフレームワーク。まず、アップルのフレームワークです。

サンプルコードも配布しています。

googleのAPIです。

そして、そのコアな技術についてまとめたサイトです。

基本的にはBluetoothを使った近距離のデータのやりとりで成り立っています。その通信状態でもでプライバシーが最大限守られる仕組みを作り上げているようです。

接触確認アプリ及び関連システム仕様書にも

システムの基本的な考え方
前提条件を基に、システムの基本的な考え方を以下のように整理する。
• BluetoothをOS上でコントロールすることで、他のアプリ利用中でもバックグラウンドで利用可能となることから、AppleとGoogleから提供されるAPI(AGF)を利用して構築する。
• アプリ間で交換される識別子は周期的に変更されるものであり、個人や端末を特定できない。
• 接触の記録は全て端末で管理され、陽性者との接触の照合も各自の端末内で行う。
• 接触を検知するための端末間の通信や、個人を特定できない識別子の管理は、AppleとGoogleが提供する機能により実現する。
• 通知サーバーでは、本人同意のもと、陽性者の識別子のみが管理される。
• アプリと通知サーバーは、情報漏洩や侵入を防ぐために十分なセキュリティ上の措置を講じる

という感じに書いてあります。

なお、このCOVID-19接触追跡機能はiOS13.5で追加されましたが芋のところ使えないようになっているようです。


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